こんにちは。寒い日が続いてますがお元気ですか?
今週は月の2週目。「数秘の使い方」を書く週です。
鑑定をする場合、毎回「今日は何を知りたいと思って来て下さったんですか?」とお聞きするところから始めます。その時には2通りのお返事があります。
1つ目は「このような問題があるので、どうしたら良いか知りたいです。」
2つ目は「自分がどんな人なのか知りたいです。」
1つ目のお返事の場合には、具体的な内容をお聞きしていきます。
2つ目のお返事の場合、いきなり「あなたは6の数字をお持ちなので・・・・・」と話し始めたりはしません。
なぜでしょうか?
ちょっと脱線しますね。
以前から思っていることなんですが「男の子を育てる本」とか「長男長女を育てる本」などいろんな子育てについての書籍が出ていますよね。私の友人も読んでいました。以前はふむふむ役に立ちそうだなと思っていたのですが、数秘を長くやっていると、それらの本に抜けている大切な要素に気づきます。
今、その本を読んでいる人がどんな人なのか?です。何を大切に思っている人なのか?子どもをどんな大人にしたいのか?子育てについてどんな常識を持っているのか?そんな大前提が抜けていると思います。だって人によって全然違うんですもの!
そもそも私たちは自分の表情が分かりません。鏡を見るか、誰かに形容してもらって初めて理解します。「ご機嫌だね。」「疲れているの?」「怖い顔しているね。眉間にシワが寄ってるよ。」自分では気づけません。たとえば自分が誰かから怖がられていると知ってショックを受けたこと ありませんか?(私はあります。笑) 逆にいきなり「優しい人ですね〜。」と言われて頭の中が???でいっぱいになったことは? セルフイメージというものはたいていズレているんですよね。
性格や価値観・体の形状・声や行動・気にしていること・クセ、誰もが自分の「当たり前」で生きています。しかし、その「当たり前」には違いや傾向があります。そして自分の目や判断にはその人ぞれぞれにフィルターがかかっているのです。自分の夫は冷たい人だ!と思っていたのに 友人たちからは愛妻家だと評価されていたりして。愛情のバロメーターなんてすごく分かりやすく 人によって違いますよね。一つの行動も人によって受け取り方が全然違います。
友人や会社の上司、同僚など社会的な関係の場合は他の人たちと比較することができます。しかし、家族・配偶者・そして特にお子さんの場合には、自分のフィルターを通した目だけで相手を判断していることが多い。子育ての場合、たいていは心配しすぎちゃったりですよね。ですから子育ての本には親が持っている価値観についてもぜひ書いて欲しいなと思っています。
さて「自分がどんな人なのか知りたいです。」と仰るお客さまにはまず、そのお客さまがどんな人に囲まれて暮らしているのか?をお聞きすることになります。どんな気持ちで今日、ここに来て下さったのか?を理解してからお話を進めたいんです。「自分のことが知りたくて来たのに、なんで夫の話ばっかり聞くの?親や兄妹のこと・同僚のことを聞くの?」と思われそうですけどね。「気分」が大切なんです。あなたを脅かしている人がいないか?不機嫌にしている対象は何なのか?について知りたい。
つまり数秘だけではダメだということですね。目の前の方が感じている気持ちが何よりも大切だということです。まずはお客さまがいて、感情がある。数秘は「なぜ そんな気持ちになっているのか?」を知る道具だということです。数字ではなくあなたを大切にしたい。
数秘=使える道具として使ってくださいね。
ではまた来週
【メルマガ配信100回記念企画】についてご注意!
前々回のメルマガでご案内差し上げた【メルマガ配信100回記念企画】については、お陰さまで多くの反響をいただいています。まずはこの場をお借りしてお礼申し上げます。
ところが!せっかくお申し込みをいただいても「親御さんの生年月日が明記されてない場合」は鑑定ができません。送信前にご確認の上、お送りくださいますようお願いいたします。