
6月に美輪明宏さんが亡くなりました。91歳の大往生ですね。多くの人の心に残った人生だったと思います。美輪という名前も美しいですね。「美しい輪」彼の美意識や思いがこもっています。
ところで彼の遺書としてこのような文章が発表されました。
この世のすべての問題を
解く鍵は愛です
愛があれば
戦争なんか起こりません
本当にその通りです。愛を持ってすれば、怒りも赦しに変換できそうですし、我欲も抑えられそうです。人が生きづらいのは「欲」のせいですものね。欲を愛に換えることができたら世界は平和になるでしょう。
しかし数秘の専門家として日々、とんでもない数のご相談を通して見えているのは「愛の手前」にあるものの重要性です。
理解なくして愛は生まれない
相手を知らずして、愛することはできないのです。
たとえばこんな感じです。
私達がうさぎだったとして、うさぎは自分の前にいる生き物を
黒いうさぎ、白いうさぎ
毛の長いうさぎ、大きいうさぎ、小さいうさぎ
強いうさぎ、弱いうさぎ、怖いうさぎ、意地悪なうさぎ
メガネをかけたうさぎ、車椅子に乗ったうさぎ、
お金持ちのうさぎ、自分より下の悪いうさぎ
としか思っていません。しかし、実際に目の前にいる生き物がうさぎではなく「蛇」だったり「象」だったりします。
うさぎの当たり前が通用せずに、気がついたら蛇に飲み込まれたり、象に踏み潰されたりします。人間に狩られて食われてしまうかもしれません。私達はあまりに相手を知ることなく生きて生活しています。
たいていの場合、私達は違和感に気づきます。
「自分の当たり前が通用しない!」
「おかしい!同じうさぎ同士なのに!?」
「なんでこんなことをするのだ?」
相手を愛するためには、自分と相手が違う生き物であることを理解しなければなりません。相手を理解できて、初めて愛することも、相手との問題を解決することもできます。
「うさぎ」と「蛇」の違いを知ってこそ、「虎」と「ガゼル」の違いを知ってこそ。
誰にでも当たり前があります。夢や欲望もあります。各々の違いを理解できてこその「愛」や「解決」です。そこには良いや悪いはありません。そもそも違う生き物です。
これは動物の話ではありません。私たちは同じ人間であっても、このように違う生き物としてそれぞれの「違い」を持って生きています。
橙花式では良い悪いでは人を分けません。ある有名な裁判官がおっしゃっていました。
「民事裁判を長くやっていて、誰かが一方的に悪いという事例はほとんどなかった」
「だから、私はどんな場合にも和解を勧めてきた」
誰にでもその人なりの都合があります。何かをするには理由があります。良い悪いではなく「なぜそうしたのか?」の理由を聞かないでは愛も赦しも発動できません。
私は何かのトラブルに遭っている人、困っている人を橙花式を知っている人と橙花式を知らない人に分けます。
橙花式を知っている人は人それぞれの違いを理解できます。
その上で「愛」を持って生きていけるし問題も解決できます。
人間関係に良い悪いはありません。
人それぞれの違いを知っているか、知らないかがあるだけです。
美輪さんが残してくださった美しい言葉
「この世のすべての問題を
解く鍵は愛です
愛があれば
戦争なんか起こりません」
の前に、その「愛」前に
この世のすべての問題を
解く鍵は「理解」です
「理解」があれば
戦争なんか起こりません
と言い換えてはどうかと思います。
そして、その理解のためには、どうしても数秘が必要です。
人間にはとんでもないバリエーションの「違い」があることを
数秘を使って解明して欲しいと思います。
それこそが問題を解決する唯一の方法だと思います。
私が2030年まで、どうしても橙花式カバラ数秘術をみなさんに伝えてから引退したいと思っている理由はそこです。
「理解」の先に必ずあなたの幸せがあります。
では、また来週!

