こんにちは!お元気ですか?
東京は急に寒くなりました。これでやっと何を着たらいいのか決められます!
さて今回は数秘についてのお話しをしようかと思います。
先日、生徒さんから「2023年11月産まれは〔鍵と魂の数〕が同じになりますが、数字のマジックですか?」とのご質問をお受けしました。すごく気持ちはわかります。なんか意味深だな〜と思いますよね。
2023年11月の数字を一桁に分解して足していただけると謎が解けると思います。
2+0+2+3+1+1=9ですね。
9という数字は不思議な数字なんです。こんな感じです。数秘の計算をする時のように一桁になるまで足します。(11も一桁にしますね)
1+9=10(1+0=1)
2+9=11(1+1=2)
3+9=12(1+2=3)
4+9=13(1+3=4)
5+9=14(1+4=5)
6+9=15(1+5=6)
7+9=16(1+6=7)
8+9=17(1+7=8)
9+9=18(1+8=9)
せっかく足した9が消えて元の数字に戻ってしまいます。不思議でしょ?
今度は掛け算をしてみましょうか。答えはやはり数秘の計算のように一桁になるまで足します。
1×9=9
2×9=18(1+8=9)
3×9=27(2+7=9)
4×9=36(3+6=9)
5×9=45(4+5=9)
6×9=54(5+4=9)
7×9=63(6+3=9)
8×9=72(7+2=9)
9×9=81(8+1=9)
今度は元の数字が消えて全ての答えが9になってしまいました。ね?不思議でしょ?
数字って面白いですね。こういう不思議がたくさんあります。数学者だったら、なぜこうなるのかを教えてくれるのかもしれませんが、私は「そういうものなんだな〜」と思うことにしています(笑)。
これが数秘にどう関係があるのでしょうか?という点のご質問ですね。
よくプロ養成コースで「9月生まれの人は、ほぼ〔魂の数〕と〔使命数〕が同じになります」と説明します。数秘の解釈をする場合、「9月生まれの人は複雑な性格になる」ということになります。「9月生まれだからではなく計算するとそうなる」と思ってください。
さて2023年11月の人は〔鍵の数〕と〔魂の数〕が同じになりますね。同じように2022年12月生まれの人、2024年1月生まれの人、2024年10月生まれの人も〔鍵の数〕と〔魂の数〕が同じです。これはマジックではありません。「そういうもんだ」です。
占いをやっていると、どうしても神秘に結び付けたい気持ちになってしまいますね。しかし、そこはぜひ冷静に理屈で捉えていただきたいと思っています。
先日はお客さまから「私はよくゾロ目を見るんです。時計が11時11分だったり、レシートの金額が¥3333-だったり、前を走っている車のナンバーが8888だったり。これは何か意味があるのでしょうか?」と質問をいただきました。
私の答えは「裏付けがないのに、何か意味深なものだと言うことはできません。ですから、その連続的な目撃が偶然なのか、意味があるものなのか、わかりません。」でした。ちょっと突き放したような感じになってしまいましたが、はっきりとお伝えすることが私の誠実さだと思いました。
数秘をやっていると不思議に直面することはいっぱいあります。数秘数が遺伝していたり、ゾロ目だらけの家系があったり、まさに運命や使命を表していたり、時には感動を覚えることさえあります。
しかし、何事も冷静に捉えることが必要だと思います。数字の計算は厳格なルールです。淡々と受け入れてよいのではないかと思っています。
そして、計算をした後が数秘の出番です。鮮やかにその「人となり」や運命や使命を読み取っていって欲しいなと思っています。数秘は道具ですよ!うまく使いましょう!
では、また来週!