2021年10月6日 #84「バイオリズム6に不安を抱えている人へ」

こんにちは。お元気ですか?
毎月1週目は「バイオリズム」について書いています。
今年の3月に『9年間の数秘占い』を出版してからちょいちょい受けるのがこのご質問。

今、私のバイオリズムは6なんですが何か怖いことが起こるのでしょうか?すごく不安です。

なるほど。確かに本の中でもテイストが違う部分ですよね。本にはいろいろなエピソードを書きましたが本当に私がお聞きした話ばかりです。

バイオリズム6はあなたの愛が試されます。確かめられると言い直した方が良いかもしれませんね。例えばパートナーに大病が見つかるとか、恋愛で修羅場になるとか。相手のことを大切に思わなければなんでもない状況ですが、相手を愛していればいるほど自分にとってショックな出来事になります。しかし逆に生きていて良かった!と思うほどの幸運を手にするかもしれません。どちらせよバイオリズム6は一生忘れられないことがあるかもしれない年、モチーフは「愛」です。あまり怖くならないように気をつけたつもりですが、つらい話の方が幸せなエピソードよりもインパクトがあるので心に残ってしまうのですね。私も同じ気持ちです。ですから『9年間の数秘占い』を読んでくださった方がバイオリズム6を怖がってしまう気持ちはよーく分かります。

さて、ちょっと冷静に考えてみます。
バイオリズムは9年サイクルです。ですからバイオリズム6も9年に一度やってきます。平均寿命は長めに見積もって90歳くらいでしょうか。一人の人生の中でバイオリズム6も9回くらいやってきます。初めの2回は子供なのでそんなに関係ないと感じるかもしれません。そして最後の2回くらいも、もう老成して何事にも動じなくなっているかもしれませんね。そう考えると私たちが怖がっているバイオリズム6は人生の中の5回くらいですね。その5回分45年間の間、「9年ごとに一生忘れられないショックな出来事がやって来るのでしょうか?」

きっとそうではないでしょう。多分、自分にとって大きなショックがくるとしたらそれは一生のうちの1回か多くて2回くらいではないでしょうか?そしてそれ以外は何も起こらない普通の毎日を過ごすことになると思います。大切なのでもう一回言います。バイオリズム6の時には何も起こらない方のほうが多いです。

鑑定でもバイオリズム6を予測することは難しく、過去を振り返ってそう言えばこの年は大変なバイオリズム6だったんですねと言う感じです。予測ができたらショックは受けないですものね。カバラのバイオリズムは「成功する」とか「失敗する」とかを意味しているのはないと思います。アクシデントがあった場合にどう思うのか?どう対処するのか?それをどう活かしてその先の人生を生きていくのか?を試されているようです。ですから時に苦しいことが起こっても、それは誰かが与えてくれた試練であると思えます。バイオリズム6「人生の勉強」という目でみたら良いのではないかと思います。それ以降も人生は続いていくからです。

さてそこで、何も起こらない静かなバイオリズム6をお過ごしのみなさんへ
平穏無事ということはあなたの愛する人が大丈夫だということです。これはやはり「元気でいてくれてありがとう」「最近会っていないけど元気にしてますか?」「あなたを愛しています。」そんな気持ちをその誰かに伝えるべき時なのではないでしょうか。前回書きましたが、私たちは致死率100%で生きています。つまり、どんなに大切な人とも必ずいつかは別れる時が来るということです。伝えられる時に気持ちを伝えることがきっと、すごく大切なことなんだと思いますよ。バイオリズム6はあなたがそれに気づくべき時だと思います。

ところで私の直近のバイオリズム6は父親の介護が始まりました。前年から用意ができていたので良かったです。バイオリズムの使い方の一つだと思います。自分の周りの人のバイオリズムも見ておくと便利ですよ!
ではまた来週!

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