2021年11月3日 #88「動き出すタイミングの見極めは?」

こんにちは。寒さもちょっと緩みましたね。
毎月 初めの週は「バイオリズム」について!

私は趣味で歴史を勉強しています。日本史はあまり興味がなくて、人類という括りでの大きなうねりや世界的な常識の変革なんかに興味があります。プロ養成コースでも初めに歴史の話をします。狩猟時代から農耕時代になって人口が増加した話やイギリス産業革命の話など。多分 生徒さんの頭の中は「なぜ???」でいっぱいになります。
 
でもその辺りの話をしておかないと「普通・あたりまえ」を疑ってもらえないと思っています。いつの時代も同じ、「当然そうするべきでしょう。」「普通はそうでしょう?」そんな言葉に傷つく人がたくさんいます。それに「当たり前」をいっぱい持って生きている人ほどいつか自分自身が痛めつけられることになるはずです。だって人は歳をとり、衰えていくのですから。当たり前にできたことができなくなり、自分か周りの人たちのどちらかを嫌いになります。

歴史を勉強していて学んだことは「必要がないと物事は動かない」ということです。残念ながら「理想」では変化は起きていないようです。嫌な例えになってしまいますが、交通事故が起こらないと信号が設置されないようなことです。人間はなんて愚かなんだと思いますが、痛い目をみないと何事も止めませんし、始めません。「なんとかなる」「我慢してみる」「もう少し考えよう」と思っているうちは何も変わりません。

では変えようと思えば変えられるのか? 鑑定でもよくお話するのですがいわゆる「迷い」があるうちは変える必要なないと私は思います。離婚や転職も「もうだめだ!1日たりとも我慢できない!」と思ってから人はやっと動き出せます。そして多分、頭で考えて「こうした方が良いだろう」と思うのではなく「もうこの方法しかない!」と自分で感じた時こそが動くタイミングだと思います。それまではじっくり悩んだり グズグズしているのが良いと思います。

さて  ここでバイオリズムです。
よく「今、バイオリズムが良いので、転職(起業・転居・結婚)した方が良いでしょうか?」と聞かれます。しかし、タイミングはそこではありません。自分のモチベーションがどこまで沸点に近づいているか?の方がよほど重要です。変化を起こすのは自分自身です。数秘のバイオリズムは決して運勢の良し悪しではありませんから、自分が走り出そうとしているときに良い靴を選ぶようにバイオリズムを使ってください。バイオリズムは歩みをサポートする靴ですよ。歩き出すか、出さないかは自分の中の切迫感が決めます。

ですから焦ることはありません。自分の中の変えたい気持ちが極まるまで待つと良いと思います。特にお仕事や結婚 離婚など相手がいる場合にはバイオリズムに乗っかることよりも、相手との関係性を重視された方が良いと思います。バイオリムもあなた自身とお相手の2つの波があります。ましてや価値観やそれぞれを取り巻く人間関係など検討事項はたくさんあります。

早まらない!そして変化が欲しいのであれば自分自身を追い込む理由を見つけることです。視点を変えればいくらでも自分をやる気にさせることができます。やる気(止める気)がマックスになったら動き出しましょう!

今回はちょっと難しかったかな?みなさんの幸せを祈って!!
ではまた来週!

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