2021年5月5日 #62「橙花式タロットカード占い」

今週は相性について書くことになってるんですけど、さんざん書いてネタ切れなのでちょっと小休止。今日はタロットカードについて書きます。

まずはここから。
橙花式の〔鍵の数〕〔魂の数〕〔使命数〕はその人の取り扱い説明書です。『自分を知る本』『相性を知る本』の最初にも書きましたし、スクールやプロ養成コースの生徒さんにはいつも言っています。「砂糖なので甘いです」とか「電球なので通電すれば光ります」とかを説明しているわけですね。当たり前じゃん!と思うでしょうが、案外 人って中身と見た目が違っていたり、ご本人も自分の人となりを理解してなかったりします。これらはほとんど、その人の歴史に関係しています。どんな幼少期だったか、どんな人に接してきたか、どんな経験を積んできたかによって見た目とその行動 vs 本来の姿にギャップが生まれています。

橙花式の個人鑑定は目の前のクライアントの物語を紐解いていく作業です。そしてクライアントと一緒にその歴史を味わいます。鑑定では数秘とタロットカードとオラクルカードを使います。(数秘だけで終始する場合もありますが)

橙花式ですから、まず数秘。〔鍵の数〕〔魂の数〕〔使命数〕でクライアントがどんな人なのかを調べます。この物語の主人公キャラを設定するわけですね。この人がどんなものを大切にしていて、どんなことに傷ついてしまうか、どんな当たり前を持っているのかを探します。(ここまでが【本当の自分を知るセミナー】の内容です。)

次に具体的な未来を知るためにタロットカードやオラクルカードをめくるわけですが、ここからは物語の脚本ですね。
たとえば「この時 人間関係でいやな思いをする」とか「そして歩き始める」などをカードから読み取ることがあります。キャラによっては初めて何かをするのが苦手なタイプ、逆に初体験が大好きなタイプもいます。人に何を言われても気にならないタイプもいるし、褒められても落ち込むタイプもいるんです。占者としては相手によって言葉を変える必要があるし、その脚本に書いてあるトピックの重みに思いを致さないといけないと思っています。傷つきやすいクライアントもいるし、何を言っても全然大丈夫なタフな方もいるんですね。

このようにタロットで現れたカードの意味を深く知るため、そしてそれを伝えるために数秘が使えますということをプロになられる方々に伝えたいと思うわけです。

私は数秘とタロットカードしかお教えできないのですが、他の占いにも応用できるのではないかと思っています。目の前にいる人が校長先生なのかストリートミュージシャンなのか可愛い子犬なのかは一見では分かりません。(これ本当。見た目で判断してはいけません。ワタクシ何度も失敗しています!)

タロットカードにも数秘が使えるよというお話をしました。鑑定の精度を上げる方法の一つです。
ではまた来週!