2021年6月9日 #67「数秘でグループ全体を把握する」

拙著『相性を知る本』が重版となりました。今回で四刷だそうです。皆様のおかげです。ありがとうございます。

さて、今週は「数秘の使い方」ですね。今日は何を書こうかな。
私が鑑定をする時にはご家族の生年月日も教えていただきます。お客さまの育ってきた歴史やご本人を取り巻く環境が知りたいからです。ご本人の数秘だけでは情報が少なすぎるんですね。ですからご両親と兄弟姉妹、ご自身夫婦やお子さん、場合によっては祖父母までを一家族として鑑定します。

どの家族にもカラーやムードがあります。数秘は遺伝しますしね。家族全体の数字を出してみると「大学の研究室のような真面目な家族だ!」とか「大草原の小さな家のような仲良し家族だ!」とか その家の雰囲気が伝わってくるんです。家族の数字を見ただけでクライアントの悩みが透けて見える時もあります。ご本人が持っている数字をよりもご家族の数字が その方のに強く影響を与えてしまっていることも少なくありません。つまり「あなたらしくない生き方をしていますね。」ということです。

他にも何人かの集合の場合、全員の数秘を知ることはとても有意義ですよ。結婚をする時にどんな家族か調べるとかね。職場グループの数字がわかれば力関係や方向性を理解するのに役立つでしょうし、取引先やサークルメンバーとの付き合い方もわかってくるはずです。メンバーの一人一人が構成要素となって集合が出来上がっているからです。まず全体の雰囲気を把握すると安心もできるし、付き合いやすくもなりますよ。

ところで。
先日、友人がある占いのお店で鑑定をしてもらったんだそうです。その途中で占い師の方が拙著『相性を知る本』を出してきてページを開き「あなたはこんな人ですよ」って見せてくれたんだそうです。友人が心配して「いいの?プロにそんな使われ方をしているよ。」と教えてくれました。

いいで~す!
自分も昔はこっそり本で確かめてからお客さまに語ったものです。

できれば橙花式は血液型占いや星占いがそうであるように、一般常識になってくれたらいいな~と思っています。自分が死んだ後にも橙花式が便利な道具としてずーっと使い続けてもらえたら今生を生きた甲斐があるというものです。そのために最新の情報で更新し続けたいと思っています。これからも頑張ります。
ではまた来週!

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