①「この本、実は生と死についての本です」
こんにちは!みなさん お元気ですか?
店頭に柿や栗が並んでたりして、秋って感じですね〜。
さて10月になりました。ここで新しい本のことを書いてもいい解禁日。(自分で決めた解禁日なんですけどね。)今月いっぱいは新刊にまつわるお話を書かせて頂こうかと思っています。お付き合いいただけますように。
今回は『自分を知る本 SEX・恋愛・婚活編』を書いた本当の目的についてです。
ご存知の方も多いと思いますが、今年の1月に私の父が亡くなりました。その少し前から自分にとって死がすごく身近に感じられました。亡くなった方からメッセージを受け取るカードにも俄然 興味が湧いて、カードの研究も始めました。今ではオラクルカード全体がマイブームです。笑
かつて。20年前に母が亡くなった時には「死ぬこと」について長く長く囚われることになりました。死ぬのが怖い、自分にもその日が来る、死への恐怖心でいっぱいの数年間でした。しかし今回、父が亡くなった時に感じたイメージは「生きること」でした。母がわりと若くして病没したのに対して、父は存分に彼の人生を全うした感じでした。自分の燃料を使い切った最期を見せてくれたように思います。
ここ数年、父の衰えに向き合って教えてもらったことがあります。それは「人生のタイムリミット」でした。頭が回らなくなり、歩けなくなり、食べられなくなり、話せなくなり、目を開けてられなくなり、こんなふうに人間にはタイムリミットがあるんだなと感じました。ふつう近親者が亡くなるなどのきっかけがなければ10代・20代・30代は自分の終わりについて考えることはないでしょう。少なくとも「体の使用期限」について真剣に考える人はあまり多くはないですよね。私も同じでした。
『自分を知る本 SEX・恋愛・婚活編』は文字通りSEXと恋愛と婚活について書きました。絶対に書きたい!と思って。笑 実は、このタイトルには深い願いがあります。みなさんに体の使用期限を踏まえて自分の体を使い切って欲しいという思いです。
自分の体も愛する人の体も衰えていく、感覚が鈍っていく、そして最後にはサヨナラがやってくる。そうなる前に体で感じられ
数秘の研究家がSEXの話を書くなんてどういうことだ?と思われる方も多いと思います。しかし性格や相性について書けるのであれば、体の幸せについてもきっと書けるはずだと思いました。頭も体の一部です。頭で考えていることと体は連動しています。私なりに数秘の切り口で各々の体の幸せについて書いてみたいと思いました。
しかし、個人鑑定のようなクローズドな場であっても赤裸々に性を語ってくださる方は多くありません。今回は多くの方が性についての記名、無記名のアンケートにご協力くださいました。ご協力くださった皆さんありがとうございました。
まずは自分自身のこと、そして愛する誰か、そして各々に残された時間のことについて少しでも考えていただけたら、それだけでもがんばって書いた甲斐があると思っています。10月21日(金)発売です。ご期待ください。
ではまた来週!