2023年11月1日 #192「〔11の人〕の恋愛は?」

 こんにちは!お元気ですか?もう11月ですね!
年末も視野に入ってきました。時間の経つのは早いものですね。
 月の1週目は「恋愛と性」について書いています。今週は〔11の人〕について。

 正直言いますと〔11の人〕の恋愛を語るのはとても難しいのです。なぜならば、〔11の人〕「利他の人」=自分よりも他人を優先する人だからです。そもそも恋愛というのは究極のエゴイズム=利己主義です。自分の欲望や満足感を追求するところから全てが始まります。〔11の人〕とは正反対のマインドなのかもしれません。

 しかし〔11の人〕だって恋はしますよ!片思いや恋愛、結婚だってします。けれど、その根底に流れているのが「利他の心」であるならば、恋愛もややこしい感じになりそうです。「自分本位でない人が自分の欲望を追求する」のですから。

その恋、人助けになってない?
あなたが好きなの?それとも好きになられてるの?

 橙花式カバラ数秘術の中でも、経験値の高い〔11の人〕。「この感情が自分のものなのか?相手のものなのか?」わからなくなることがあるようです。
 実際に「気がついたら恋愛ってことになっていた。」「する気はなかったけど結婚していた。」とのお話に、「それは本当ですか?」と尋ねたことも一度や二度ではありません。そんな〔11の人〕の話を聞いてしまうと、恋愛に対しても「利他の心」が発揮されてしまうのか?と想像しています。「相手が喜んでくれるなら」という真心です。この真心が=愛情なのでしょう。

 しかしながら〔11の人〕だって人間です(笑)。情熱を感じる時も恋人の顔が見たくて走って家に帰る夜もあります。愛情はふたりで育てるものですものね。〔11の人〕の頼りになるところや思いやりの深さにホッとするパートナーの顔が見えるようです。

 ここで〔11の人〕のパートナーに、ひとつお話しなくてはいけないことがあります。〔11の人〕は辛い人には優しく、困っている人には頼りになる正義の人です。けれどパートナーが安定している時や満足している時には、きっと「他の人のこと」を考えています。浮気という意味ではありませんよ。誤解なきように。

 〔11の人〕には「人助け」が標準装備されています。この「人助け」は残念ながらパートナーが最優先されるわけではありません。むしろいちばん近い人は後回しになる可能性が高いのです。ガッカリしないでくださいね。

 もしも〔11の人〕がパートナーであるあなたに興味がないような気がしていたら、それは〔11の人〕があなたの近くにいて、あなたとの関係に安心しているからです。ちょっと寂しい気もしますが、これが「利他の心」を持つ〔11の人〕の愛情ベクトルなのですね。愛しているからこそ気にしない。安心しているからこそ、他の人のことが気になる。

 ちなみに私。子どもの頃から、いちばん近くにいるのはいつも〔11の人〕でした。すごくラッキーだったな〜と喜んでいたのですが、よくよく考えてみたら、いつも〔11の人〕に心配してもらい、面倒をみてもらっていたのかもしれませんね。

 「心配をかける作戦」も〔11の人〕との恋愛には有効かもしれません。しかし同僚への愚痴とか、いつもいつも同じような「やりたいけど勇気がなくてできない夢」みたいな建設的ではない話には乗ってくれませんよ。〔11の人〕は誠実な人です、あなたも誠実に〔11の人〕と対峙する必要があります。

 さて!あなたが〔11の人〕だとしたら、「パートナーは上記のようなところで寂しい思いをしているかもしれませんよ」と伝えておきます。私は〔11の人〕には慣れているのです(笑)。

〔11の人〕は自分やパートナーを見つめる時間を大切にしてくれたらいいなと思います。「まずは自分の幸せを!」そんな視点を持ってみてもいいのではないかと思うのです。では、また来週!

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