2023年2月8日 #154「数秘は遺伝する?」

こんにちは。お元気ですか?
月の第2週は「数秘の使い方」を書いています。今回はこんな角度から!

ここ1年くらい、橙花のマイブームは「死」です。これ暗い話ではありませんよ。笑
「死」には2つの面があると思います。「死前」「死後」です。

「死前」は生きていくことです。死ぬまでどう生きるか? 数秘に携わって20年以上、橙花になって12年、おかげさまで沢山の方々の「生きる」に接して来ました。みなさんが教えてくださった「生きる」の多様性は私の中で大切な財産になっていますし、素晴らしい教えをいただいたと思っています。その「生きる」に関しての思いは拙著『自分を知る本〜SEX・婚活・結婚編〜』に書きました。あれは「生きる」の本です。手前味噌ですが、「死前=生きること」に関してはあの本で書き切ったなと感じています。(すみれ書房さん!ありがとうございました!

そして「死後」。もちろん私には「死後」のことは分かりません。でも死ぬとあの人にまた会えるかも!痛みや苦しみ・悩みから解放されるらしい!と想像すると楽しみでしかありません。分からないことをあれこれ想像するのはナンセンスだと言う人もいるとは思いますが、それで死ぬのが怖くなくなったり幸せを夢見られるのであればそれで上等ではないかと思います。私はロマンチストです。

実は「死」を意識するようになったのは数秘をやってきたからです。それも「死前」「死後」の両方を考えるように。

以前は数秘術というのは長年かけて培ってきた統計値だと思っていました。しかし 今ではそうとも言えなくなっています。不思議な符合がいっぱいあるからです。たとえば数秘は遺伝します。誕生日はまちまちでも、計算してみると数秘は体質のように遺伝しているのです。ですから鑑定に慣れてくると生年月日を見ただけで「あら!お父さんとソックリ!」とか「姉はお母さん似で妹はお父さん似でしょ?」なんてことを言えたりします。

人は偶然にその日に生まれたのではないらしいのです。他にもゾロ目だらけの家系、運命的に出会った2人、前世からの繋がりがある関係、などなどドラマティックな数字を日々目の当たりにしています。毎回そんな不思議なことを目の当たりにしていると、不思議なことが当たり前になってしまいます。

私はもともと建築畑の人間なので、理由がハッキリしないことや物理的・常識的にありえないことには懐疑的な人間です。でも こうも理屈では説明がつかないことが多くなってくると「そういうもんだ」ということに しておこうかと思い始めました。そこで【プロ養成コース】でも「そういうもんだ」を教え始めました。

自分の経験ですが「不思議なことってあるんだよ」と思うようになってみると どんどん自分の見ている世界が広がっていくような気持ちになってきます。そして生きるのが楽になったり 楽しくなってきたりします。「死後」があると思えば、何だか自分も今つらい人たちも救われるような気がします。それが合理的でなくてもナンセンスでも、実益があるのであれば上手く使えば良いのではないでしょうか。数秘には根底に輪廻転生の考え方があります。人は生まれ変わるという思想です。その考え方も数秘術の一部として上手く取り入れれば、もっと気楽に生きていけるような気がします。

笑って「今生はこれでよし!終わりまで楽しむ!楽に生きてみる!そして来世に賭ける!」で生きていく。

ね、ステキでしょ?
ではまた来週!

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