2023年6月28日 #174「数秘のその次のこと」

実は今、私は「これから何をしたら良いのか」分からなくなっています。

 20年前くらいに数秘に出会いました。それから数秘を楽しんでいた時期、数秘に没頭していた時期、自分なりの数秘を他の人に伝え始めた時期、注目すべき人々に出会った時期、数秘に限界を感じた時期、それでも数秘が秀逸な道具だと確信した時期、数秘の可能性を感じた時期、数秘を「もっと簡単に使いこなせないものか?」 と工夫した時期、数秘の未来を夢見た時期、やはり数秘ではカバーできない部分をどうするか考えた時期、数秘で「絶対的に当てるために必要なもの」は何? かと考えていていた時期……。この長い長い年月を数秘と過ごしてきました。うわ〜私って真面目ですね〜。ちょっと、どうかしているくらい数秘のことを正面から捉えていますね(笑)。

 そんな20年間を経て、たどり着いたのがなんと「オラクルカード」だったのは悲劇なのでしょうか、それとも喜劇だったのでしょうか。「数秘という最良の道具をもってしても、最終的には、理屈では割り切れない『何か』が必要となる」という結論を出すまでに、なんと20年以上もかかってしまいました。

 ちょっと話が脱線します。
 カレーライスを前にして「これはどんな味がするのだろう?」と思う日本人はあまり多くはないと思います。入っているジャガイモの食感に「なんだこれは!?」と不思議に感じたり、白米を口に入れてビックリする人は、まずいないのではないでしょうか。カツ丼も麻婆豆腐もアイスカフェラテもビールも、好きか嫌いは別として「こんな味がするはずだ」とわかって口に運んでいるはずですね。

 私が数秘で鑑定をしている時も同じです。たとえば初対面の方にお会いする時には、こんな感じです。お客様の3つの数字を見て、こう分析するのです。
 「〔4〕という数字が〔3〕の数字の衝動を止めているので、イライラしてしまう時があるはず。他人からみるとちょっと怖そうに見えてしまうかもしれないけれど、内心は面白いことが好きだし興味もある。チャンスがあってリスクが少なければ行動に移すはずだが、〔4〕の慎重さが前面に出て性急に物事を始めたりはしないはず。もし、やり始めたら能力は高いので、大化けして世間をアッと驚かせる成功をおさめられるかもしれないが。でも〔M8〕が中途半端な行動を許さないので、やはり何か始めてしまった後のリスクを考えると、なかなか行動にでないはず。」
数秘では、3つの数字の組み合わせで、そこまでのことはわかります。

 つまり初対面でも「きっとこんな人だ」とわかって話し始めるのですね。カレーライスを前にして「こんな味がするだろう」とわかっている状態です。
 しかし、意表をつく味付で、私をビックリさせてくれるかもしれません。こんな感じだろうと安心して食べ始めてみた料理に「こんな味だったのか〜!!」と驚いたり「せっかくの素材の味が台無しだな〜」とガッカリすることもありますね。人間でも同じです。素材は良いものを持っているのに活かせていない場合や自分に合ってないことに一生懸命になって疲れてしまっている人もいるのです。

 個人鑑定ではそんなふうに「わかったつもり」で話し始めるのですが、実は話の途中で「自分はなぜ、こんなことを言っているのだろう?」と思う時がよくあります。数秘とは関係のない話をしている時も結構あるのです。目の前のお客様をどう「観て」いるのか? については自分でもよく分からない「数秘を超えた何か」を感じているのも確かです。

 今回「橙花の言葉カード」を作ったのは、その「数秘を超えた何か」が直接、皆さんに伝わるのではないか?と考えたからです。
 このカードを手に取ってくださった方々が「数秘のことを知らなくても、自分の問題を自分でなんとかできるのではないか?」と思いました。
 しかし、「数秘を超えた何か」を皆さんに受け渡してしまおうとしている今、
自分には何が残されているのだろう?
次に自分がすべきことはなんだろう? と思考停止してしまいました。

 私はこれから、何をしていけば良いのでしょうか?
2030年の引退(予定)まで、まだ7年もあるのに……。
橙花も道に迷っているのであります。
では、また来週!

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