2023年10月11日 #189「数秘は分類法」

 こんにちは!お元気ですか?
東京は急に秋がやってきました。「お布団の中でぬくぬくできるのって天国!最高!」ご機嫌なワタクシです。
さて今週は「数秘の使い方」について書きます。

 みなさんは「数秘=占い」だと思いますよね。生年月日がわからないと手も足も出ません。「年がわからなくても、せめて月日だけでもわかれば!」「せっかく数秘の知識があっても相手の生年月日がわからなければ、全く使えない!」そう悲観したくもなりますね。

 ところでみなさん、世の中にはいろいろな性格の分類法があるのをご存知ですか?
コーチングの「タイプ分け」やエニアグラム、ストレングスファインダーなど。これらは質問に答える形で分類するものです。数秘に出会う前は私もこれらの分類法が好きでした。よくテストをして自分を分類してみたり、本を買って読んでみたりしていました。特にストレングスファインダーが好きで、今でも少し使ったりしています。(これはオススメできると思います)

 *私は「数秘」も分類法と同じような使い方ができると思うのです。

 数秘の場合は、質問に答えることなく生年月日がわかっただけで分類可能だというところが面白いのですが、そうでなくても分類法としても十分に機能すると思います。

 すごくセッカチな人に出会ったら「きっと〔1〕か〔3〕を持っているんだろうな」ひとりの時間を大切にする人だったら「〔7の人〕なのかな?」と想像がつきます。
 本当にその数字を持っているのかどうかはまた別の話です。数字ごとの特徴や対処法は、その人の数字を確かめなくても「〔7の人〕っぽい人」「〔9の人〕っぽい人」として当てはめることができます。

 つまり「数秘を予想して対処法を使う」ということですね。誰でも気持ちや意志が態度に現れますから。
 たとえば、みなさんも「誰かの理解できないひどい行動に遭遇」することってありますよね?普通の人であればショックを受けたり、怒り狂ったりするかもしれません。しかし、橙花式カバラ数秘を知っておられる方でしたら、自分の「普通」が他人の「普通」でないことも理解しているでしょう。きっと混乱せず、悪意だと誤解せずにいられます。知識として、誰かの理解不能な行動に数秘的な解釈と対処法がきっと役に立つと思うのです。
 自分とは違う何かを大切にしていること、自分とは違うスピード感、自分とは違う弱み。そんな自分目線ではない視点を持っているだけで、人間への理解が深まります。たった12種類の数字の分類を知るだけで、かなり多くを予測できるのです。

 また、長く数秘をやっていると生年月日を知る前からきっとこんな数字の人なんだろうな〜とわかってくるような気がします。もちろん、本心を出さない数字の人もいますし、立場や役割で人間性を閉じ込めている人もいますから、一概には言えませんが。

 私自身、鑑定家としてではなくて人に会う場合にはよく「この数字っぽいな〜、きっとこんなところを大切にしているんだろうな、そこはリスペクトしたいな。」なんて考えています。もちろん生年月日は聞きません。
 橙花式カバラ数秘術は「人間の分類法」「人を深く知るための基礎知識」としても使えますというお話でした。使ってくださいね。では、また来週!

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