2023年7月26日 #178「〔9の人〕にありがとう」

 こんにちは。暑いですね〜!お元気ですか?
 私は今 大阪に滞在しております。ちょっとディープな街です。毎朝「ここは東南アジアか!?」と思うような体験をしています。よく前を見ていないと酔っ払った人とぶつかります。でも嫌いじゃないぞ!いいぞ!

 さて月の第4週は「1つの数字」です。今回は〔9の人〕について書いてみましょう。橙花式のセミナーなどでは〔1〜9〕人間界の人、〔11・22・33〕の人は人間じゃない界の人と教えています(笑)。人間じゃない人についてはまた今度。

 人は誰でもがんばって生きていますよね。〔1〜9〕の人たちも、がんばって生きています。自分や自分が大切にしている人・物のために。そんなの当たり前ですよね。痛いのも辛いのも苦しいのもイヤですし、楽に生きたいですものね。

 その人間界の中でも、いちばん「心の中の地層が厚い」のが〔9の人〕です。なんといますか経験値が高い、歴史がある、多重的に物事を考える、そんな感じです。
対極にいる〔1の人〕がいちばん「シンプルで裏表なく純粋」なのから始まって〔1の人〕→〔2の人〕→〔3の人〕→〔4の人〕……とだんだん心の中が複雑に、いろいろ考えちゃうようになっていきます。つまり、人間界にあっては〔9の人〕がいちばん思慮深い人、長老のようなご意見番の存在になるということです。

 このイメージは知性や年齢・地位などとは関係がありません。勉強ができるとか、偉い役職についているなどではなく、心の動きや考え方のパターンが長老っぽいのが〔9の人〕ということです。

 あなたの周りにも〔9の人〕がひとりくらい いるのではないでしょうか。きっとその人は話をよく聞いてくれたり、ご意見板だったり、いろいろなことを教えてくれたり、難しい問題にも一緒に取り組んでくれたりするのではありませんか?〔9の人〕は人間が好きな人です。いろんな人のことを慮ってくれる懐の深い人です。

 しかし!しかしですよ!ここが人間界の面白いところで、〔9の人〕でさえも自分を最優先で生きていますから、自分が損をするようなことはしません。〔1の人〕のようにシンプルな人は、深く考えずに何かに手を出してしまうことがありますが、〔9の人〕くらい深く考える人は、軽率なことはしません。そして人間界の誰もが基本的には「自分のためにがんばって生きている」ことを考えてみると〔9の人〕自分が損害をこうむること、やっても無駄なことには手を出さない人ということになります。これぞ、経験値の高さ!これぞ厚い地層!歴史の深さ!多重的に物事を考えられる!やっぱり知恵のある人なんですね。

 面白いことに、それなのに他人のことにも気を配ってしまう心根の良さがあります。「それはやめた方がいい」「これはだめだよ」と自分に何も利益がないのにも関わらず、声がけしてしまうところは心底、人が良いな〜と思います。

 ちなみに私は長い旅行に行く時は〔9の人〕と行きます。おおらかで私の希望をちゃんと取り入れてくれるからです。気も使ってくれるし、私が気を使っていることも、ちゃんと理解してくれます。つまり人間として良くできているという感じでしょうか。

〔9の人〕には感謝です。〔9の人〕のおかげで社会がうまく回っている部分は必ずあると思うのです。ありがとう!〔9の人〕
では、また来週!

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