今週は「1つの数字」を書く週です。今週は〔5の人〕について書いてみます。
以前「私の周りには〔9の人〕が多いのですが、何か意味があるのでしょうか?」と質問をいただいたことがあります。それを「運命や縁」と片付けることもできるでしょうが、私は違うと思っています。質問者さんには〔9の人〕が必要だった。と思うのです。
ちょっと大きい話になります。歴史を調べてみると、何かが起こるには必ず理由があります。戦争でも革命でも、橋の建設も、農耕の始まりも建国にも、格差の発生も。必ず物事には理由があります。
同じように、質問者さんには〔9の人〕と一緒にいる理由(=必要)があったと考えるほうが理にかなっています。
「話をよく聞いてくれたり、思慮深く、頭ごなしに人を叱ったりしない、長老のような〔9の人〕が必要な人だった」と。つまり質問者さんは傷つきやすく、理不尽な目に合うと闘争心に燃えるというタイプではなく、意気消沈し、傷ついてしまうような繊細な人だったのではないですか?ということです。実際、その回答に質問者さんは納得なさってました。
ところで、私の周りは〔5の人〕だらけです。それも特に近しい間柄の人が〔5の人〕です。自分の人生のどの時期にも〔5の人〕が必ず私のすぐ近くにいました。
では〔5の人〕が周りの人に及ぼす影響とはどんなものでしょうか?
〔5の人〕は人やプロジェクトを活性化させます。面白いことや魅力的なことに敏感で、いつも新しい情報を教えてくれ、誘ってくれたり一緒に行ってくれたりします。〔5の人〕が近くにいれば、面白い体験ができそうです。
どの時期にも〔5の人〕が私の周りにいたとすれば、私が〔5の人〕を必要としていたということです。私には新しいチャレンジができない頭の堅いところがあって、それをなんとかしてくれる〔5の人〕に魅力を感じていたのかもしれません。
また〔5の人〕はとても繊細で傷つきやすい人です。人が痛みを抱えていたとしても、ズカズカとその傷に踏み込んで来るようなことはしません。一定の距離を保ってそっとしておいてくれる人です。傷ついたことのある人だからこそできることでしょう。
どの数字にも良いところがあります。もちろん悪いところと言われてしまう部分も。自分の友人や恋人・配偶者など、自分であえて選んだ人間を知ると自分という人間が見えてくることになるでしょう。
今週のテーマで言うと〔5の人〕は楽しくて繊細な人、だから私が好きで選んだということですね。先日は〔5の人〕の幼なじみがTシャツをくれました。どこかのブランドだったようですが、帰ってきてから調べてみてからビックリしました。「〔5の人〕はよく知ってるな〜」とまた感心したところです(笑)。〔5の人〕、また行くね〜!
では、また来週!