こんにちは。寒い日が続いていますが、みなさんいかがお過ごしですか?
まずは、震災に遭われたみなさまにお見舞いを申し上げます。とにかくご自愛いただいて体と心を休ませていただけたらと思います。
さて月の第2週は「数秘の使い方」を書いています。今回はこんなお話を。
占いというのは「生きていくための障害を避けたり、ハードルを低くしたり、向き不向きを知る」ことだと思います。私がやっている数秘占いも「今の自分を生きやすくするための道具」だと思っていました。
2018年に「自分を知る本」を執筆したとき。はじめに書いたのは「ツバメはツバメらしく空を飛ぶ。魚は魚らしく泳ぐ。それでいいし、それが素晴らしい」ということでした。「自分にあった生き方をすればいいよね。こんなクセがあるけど、それは仕方ないよね。こんな弱点があるけど、それも仕方ないしね。」全体的に言うと「そう生まれちゃったから、受け入れて生きていけばいい」みたいな感じでしょうか。
鑑定でも「それは直りませんよ」「そういうものなんです」と言うことが多いように思います。もちろん建設的な話もしますし、それぞれにマッチした方法を探します。が「ダメな部分を知る」「諦める材料を手にいれる」そんなニュアンスも多いかもしれません。なぜなら「占いはうまくいかない時に頼るもの」だからです。
しかし、数秘術を長くやってくると「不思議な一致」や「何かの意志が働いている」としか思えないような状況がたくさん現れてきます。あまりにも度重なってなってくると数秘術は「数千年の統計値」「便利な道具」などとは言えなくなってしまいました。つまり
「生年月日=人が生まれるタイミングには何かの意図があるのではないか?」
という疑問が生まれて来たのです。「ツバメとして生まれてきた理由」「魚として生まれてきた意図」があるように思えて仕方ありません。
私たちは生まれて来た時すでに「こういう人として、こういう人生を生きる」と決まっていたような気がします。寿命の長さではありませんよ。映画やドラマの配役のようにキャラクター設定がされ、配置されたような気がしています。
もちろん、この感覚の裏付けをすることはできません。ただ「こんな人であれ、こんな人生を楽しむ生き方であれという意志や愛情、希望」を知っていたら道に迷わなくて済むのではないかと思いました。
誰しも大なり小なりアクシデントやトラブルに遭遇します。そして、それを乗り切るために占いを使います。しかし本当は「こんな理想とこんな希望を持って生まれて来た自分」を知ることがカバラ数秘術の本当の目的なのではないかと思えて仕方ありません。
そこで鍵の数・魂の数・使命数の3つの数字を組み合わせて、ひとりの人間の「配役=キャスティング」を読み解いていくセミナーを始めました。【数秘で運命を知るセミナー】〜あなたの人生のテーマ〜です。「魚として生まれて来た私の理想」「カエルとして生まれて来た私の完成系」自分の理想の姿を知るチャンスだと思います。
この3つの数字をブレンドはかなり難しいので結局は橙花が解析することになります。正直、今までいちばん手間暇かかるセミナーになってしまいました(笑)。しかし、とてもやりがいのある作業だと思います。みなさんに「理想の姿」をお知らせするのが楽しみです。