2024年3月13日 #211「数秘は実際にこう使います!」

 こんにちは。お元気ですか?
とうとう大阪セミナーが終わってしまいました。なんだか寂しい。お会いできた皆さまに心からの感謝を!「ありがとうございました!またお会いしましょう。」

 さて、今回は月の2週目。「数秘の使い方」です。実際の鑑定内容をほぼそのまま書いてみようと思います。(少し条件を変えてあります)

 先日 ご相談を受けました。この方は職場で地位のある方。忙しい中で頑張っておられましたが、4月から新しい部下が入って来るそうです。「やっと来た人材!待ちに待った部下!と大喜びでおられました。
 ご相談の内容は「この部下とうまくやっていけますか?この部下は力になってくれるでしょうか?」でした。数秘にピッタリのご相談内容です!

 新しくやって来る部下さん〔数秘1〕〔数秘3〕を持っているそうです。やる気があり、勢いがあり、結果を目指して頑張ってくれそうですね。しかし見たままが真実だと思い、裏を読むのが苦手です。
 一方ご相談者=クライエント〔数秘8〕〔数秘9〕をお持ちの方なので思慮深く、バランス感覚が良く、慎重な部分があるので物事をハッキリ言い切るのが苦手かもしれません。また仕事も高いレベルを望むはずです。

 この正反対とも思えるようなふたりが今後うまくやっていくには、どんなことを気を付けるべきでしょうか?ワクワクしますね。お客様に伝えた内容を列記してみましょう。

・始めが肝心。部下さんはセッカチなので早合点します。

クライエントは気を使って、始めのうちは優しくしたり、特別に許したりそうです。部下さんはそれが「新人への特別の配慮」だとは思わずに「この職場はそういうものだ。この人はそういう上司だ。」と思ってしまいます。初めからきっちりと上下関係や職場の雰囲気を明確にしておくことが必要です。

・上司と部下という立場を超えた親しい付き合いは少し時間が経ってからにしましょう。馴れてしまうと部下さんに甘えが出てしまい、仕事がやりにくくなります。

・仕事のやり方、言葉使い、態度なども上司であるクライエントが我慢するような状況にならないように。それが定着してしまいます。「私は我慢しない!」と覚えておいてください。

・初めからクライエントの理想を伝えておくこと。「そのうちわかるだろう」というような〔数秘8〕〔数秘9〕の理想は通用しません。「ここをこうやって欲しい。これを完璧にやって欲しい。」など分かりやすく説明を!

部下さんは仕事をきっちりやってくれそうだけれど、褒賞が必要です。「素晴らしい!」「助かりました」「来てくださって良かった」このような言葉がけやご褒美が重要です。

・しかし!たびたび言いますが、ちゃんと距離は取りましょうね。

・少し厳しめの言葉を発しても大丈夫です。むしろクライエントのほうが、部下さんからきつい物言いをされてしまいそうなので「言い方はキツくても悪意はない」と覚えておくとショックを受けないで済むと思います。

クライエントとは違って部下さんは喧嘩をしても根に持ったりしないカラッとした性格です。激しい言い合いをしたとしても「本音で話せた!これで仲良くなれる!」と思うはずです。

 以上です。4月からの職場をどう回すかについて方針を立てられそうですね。今回については「仕事は情で繋がっているわけではないのですから、合理的に考えましょう!」というアドバイスになりました。今後も数秘がきっと役に立ちます!

 ちまたはちょうど進学や就職など、切り替わりの時期ですね。ぜひ数秘を使って心配のない新年度を迎えていただきたいなと思います。皆さんの幸せを祈っています!
ではまた来週!