2024年5月29日 #222「橙花式の次世代モデル」

 こんにちは。お元気ですか?
 今回は「橙花が普段考えていること」を書く週です。
しかし、最近は忙しくて何も考えていないのです。普段はわりといつも何かを考えているタイプなのですが「きっと今まで暇だったんだな〜」と気づきました。どこかで聞いたのですが忙しいの「忙」の字は分解すると「心を亡くす」という意味だとか。ふむふむ納得いきますね。

 そういうことなので、今回はろくなことは書けないと諦めつつ筆を進めます。
みなさんうすうすお気づきかもしれませんが、この夏から新しいコンテンツを始めます。それに伴ってここ数ヶ月は「橙花式プロ養成コースは終了します」とアナウンスしています。終了するのは簡単なのですが、次を始めるほうは、いろいろ大変ですね。日々格闘しています。

 今回 新しく始まるプロ養成コンテンツのメインのひとつは「橙花の言葉えらび」「橙花の安定感」なのだそうでうす。「だそうです」という言い方になるのは私がそう考えているのではなく、「それをメインのひとつにしましょう」と言ってくれた人がいたということです。

 その人は通称「女帝」。私を占い師として発掘してくれた人なのですが、先日話を聞いてビックリしたことがありました。
彼女が「13年前に橙花を占い師にしようと思った理由」を聞いてみました。私の想像では「何気なく話した数秘占いが当たっていたからに違いない」と思っていたのですが、答えは全く違いました。

「どんな何を聞いても全然平気な感じの安定感が、占い師に向いていると思った」

なのだそうです。当たっていたからではなかったそうで(笑)。
 たしかにプロを養成する時に占いを教えるのは簡単です。練習すれば当たるようにもなります。しかし「何を聞いても大丈夫そうな感じ」を獲得するのはけっこう難しいかもしれません。

・何を話しても許してくれそう
・ダメな自分も受け入れてくれそう
・そのままでいいよって言ってくれそう
・褒めてくれそう
・怒ったり諭したりしないでくれそう
・暗い話をしないでくれそう
・いっしょに怒ってくれそう
・いっしょに悲しんでくれそう
・自分の良いところをさがしてくれそう

 「橙花の数秘占い」は100%の占いではないですね。とよく言われます。今流行りの占いコーチングのようなものかもしれませんね。
 でも私としてはシンプルに占い師であるよりも前にひとりの人間としてクライエントの前に座っていると思っています。ですからたまに「これは占いではないけれど、普通に考えるとそれは……」なんて発言もします。

 結局、大切なのは人として誠実な気持ちで相まみえることだと思っています。「どんなことをお聞きしても、必ず相手に寄り添うと決めている」という覚悟はあります。その立場でいてこそ出てくる言葉があると思いますし、相手に寄り添えれば、常識なんてどうでもいいとも思っています。要はクライエントが幸せになれればいいのですから。(幸せの意味はとても広いですけれどね)

 しかし、そんな感覚を教えることってできるのでしょうか?そこは謎ですが、プロのライターである女帝がきっとそのあたりを掘り出してバッチリまとめてくれると思っています。「橙花式プロ養成コース」の次世代カリキュラムのテリトリーは今よりずっと広くなります。自分でも分からない「私の中の当たり前」をどうやって言語化してくれるのか楽しみです。
それではまた来週!

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