2024年6月12日 #224「数秘を知っていれば幸せになれる?」

 こんにちは。お元気ですか?
 今これを書いている私は、まだ大阪にいます。大阪での最後の朝です。いつも思うのは「旅だの出張だのは、あっという間に終わるな!」ということです。それほど面白い、退屈しないということなのでしょうね。今ちょっと寂しいです。

 さて今週は月の2週目。今回は数秘の使い方について。
先日 催した【橙花のお話し会】においで下さった方々の中に「クラス替えが怖くない案件」について例に出してくださった方がおられたので、以前書いた記事ですが、備忘録としてまたその話を書いてみようと思います。こんな話です。

 かなり前ですが、中学生の女の子がお話してくださいました。

「橙花さんの本を読んでいます。自分の数字だけを。他の人のあまり興味がないので。
先日、学年が上がってクラス替えがありました。もともと初対面の人が苦手なので、クラス替えはすごく怖いです。でも今回は全然違いました!

 私の学校では、クラス代えになった時に配られる名簿に生年月日が書いてあります。そこで「自分を知る本」でクラスメートの数秘を調べてみました。初対面のクラスメートの数秘がわかったんです!
 『この人は自分と似ているから仲良くなれそう!』
 『彼女はプライドが高いから穏やかに接しよう!』
初めて会う人たちなのに、全然 怖くありませんでした。」

 以上のようなお話でした。

 ところで。
 電化製品を買った時、ほとんどの人が「まずは取り扱い説明書を読んでから」新しい製品に触れるのではないでしょうか。きっとそれが普通ですよね。(ちなみに私。ちょっと面倒なタイプのプリンターを買った時。雑な性格なので「とりあえずケーブルを接続して電源を入れて……」と勝手にやってしまい、とても面倒なことになったことがあります!それに懲りて説明書を読むようになりました)

話を戻して。
もし数秘を知り、生年月日がわかれば、人間に対しても「取り扱い説明書を読んでから」言葉をかわすことができるのです。めちゃくちゃ安心です。
思うに、特に今の20代くらいの人たちは買ったゲームのパッケージを開けた時にはすでにネットで攻略法を読むことができる時代です。「失敗に慣れていない世代」「嫌われたら終わりだと思いこんでいる世代」の彼らには、特に「相手の特徴がすでにわかっている状況」が必要なのではないかと思います。

他にも学校の教師が担当クラスの生徒の数秘を知っていたら。
もっと子どもの行動を読み解けるはずです。「なぜ、宿題をしないのか?」「なぜ反抗するのか?」などを知ることができます。

カウンセラーやコンサルタントがクライエントの数秘を知っていたら。
よりクライエントの痛みの理由にたやすくたどり着けると思いますし、相手のニーズを的確に把握し、ピッタリの提案ができるはずです。

また、親が我が子の数秘を知っていたら。
本当に子育てが楽になりますよね。親は子どものことを「いちばん理解している」と思いがちですが、親と子は別人格です。数秘を知れば、親は「自分がいかに誤解していたか」を知って愕然とするのではないでしょうか。

どの場合も、いろんなトラブルが解消できるのはもちろんです。何より強者(教師や上司)と弱者(生徒や部下)のように上下関係の場合、弱者が「傷つけられないで済む」のではないかと想像します。傷つけたほう(強者)はやったことを忘れてしまうものですが、されたほう(弱者)は何年も忘れることができません。暴力を振るわれたようなものなのですから。

とんでもなく大きなことを言えば、

数秘を知っていれば幸せになれるのではないか?

と本気で思っています。
大阪の橙花式カバラ数秘術を好いていてくれる皆さんが、背中を押してくれたので、こんなに強気で書いてみました。

数秘は道具です。それもとびっきり上等で秀逸な道具だと思います。気軽に使って、トラブルなく、より幸せになって下さったら嬉しいなと思っています。
それではまた来週!

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