こんにちは。お元気ですか?
毎日暑いですね〜。昼間は外に出られません。それに風邪もはやってますね。今回の風邪は長引くようです。お気をつけくださいね。体が資本です!
さて、今回は月の5週目。「橙花が普段考えていること」について!
家族や恋人、夫婦など信頼や愛情で成り立っているような組み合わせの相手に対して、よくお聞きするのがこのセリフ。
「普通は〇〇するよね? それなのになんでやらないの?」
家事や家業を手伝うとか、こっちは子どもがいて大変なんだから迎えに来るとか、そんな助けを欲している時に相手が動いてくれない時に怒りを感じて発している言葉です。
この「普通は〜」と相手に向かって発言している時は「相手を責めている」のですね。
あなたが非常識なんだ、私は常識で語っているのだ、悪いのはあなたなんだと。そういう流れです。
相手がやるべきことをやらないのですから、共感するとすごく腹が立ってきます。でも見方を変えるとすごく切ない気持ちにもなります。
「この人は助けて欲しいのに、素直にそう言えないんだな。
信頼していい人のはずなのに甘えられなくて、すごく傷ついているんだな」
相手に向かって
「普通は手伝うでしょう?」→「手伝って欲しい」
「普通は迎えに来るでしょ?」→「迎えに来て欲しい」
すごくシンプルにHELP MEと言えない時に「普通は〜」が出てくるのだな。そう思うと、一方的に相手を責めるのではなく、少し2人の関係を見直したほうが良いのかもしれないと思います。
なぜならば「普通は〜」と責められて、素直に「はい。わかりました」と言う人は少ないからです。
自分の意向を通すためには「普通は〜」とは言わないほうがいいでしょう。そしてお願い口調に変えたほうがきっと時短になります。しかしそうなると
「どっちが正しい問題」「どっちが上か問題」が勃発します。
「なんで自分が正しいのに、お願いなんかしなくちゃいけないのか?」
たいていの場合、私は疑問に思います。
・お願いするのは良くないことなのかな?
・お願いする人のほうが「下」なのかな?
・そもそも「助けて」というのは恥ずかしいことなのかな?
・助けたほうが偉いのかな?
・そもそも、この関係にヒエラルキーがあるのかな?
疑問がたくさんあるので、そこでの解決は諦めるとして(諦めも肝心ですね)いちばん大切なことは、自分を助けることなのではないか、つまり「相手に助けてもらうこと」が最優先なのではないかということです。そして、その延長線上に
気軽に助けてと言える関係になりましょう
という理想があります。
ご存知ですか?甘えられる人は自信家です。人に甘えたって平気な人、人に頼ってる自分を卑下したりしない人が甘えん坊になれるのですね。反対に、人に甘えると相対的に自分の価値が下がると考えている人がとてもたくさんいます。それも「誰かに対して」という条件が加わります。恋人には甘えられない、親には頼めない、そんな関係性です。
結局「甘えられない人は相手に対して自信がないのではないか」と長い鑑定経験からわかってきました。
そして、これも長い鑑定経験から、究極を言えば「生きていれば大丈夫です」
甘えても頼ってもお願いしても大丈夫です。誰かより下にいても、劣っていても大丈夫です。ですから自分を助けるために甘えてみたら良いのではないかと思います。「迎えに来て」「それやって欲しい」と言ったらいいと思います。だって困っている自分を助けることが先決ですもの。
その上、甘えるのに慣れてくると、どっちが上とかどっちが正しいとか、全然気にならなくなってくるはずです。上でも下でもないし、正でも不正でもないと思えます。きっとそうなります。長い鑑定経験から。笑
「普通は〜」を止めて、「お願い」にしてみてください。
まずは自分を助けてください。その先に見えてくるものが必ずあります。
それではまた来週!