
こんにちは。お元気ですか?
帰国してから一遍にいろいろなものが動き出して、忙殺されています。プロ養成講座のまる1日授業、朝から晩まで鑑定三昧、それに伯母の米寿祝いなんかもあって目が回りそうです。こういうのって幸せな証拠ですよね。
ところで、この米寿の伯母は、母の兄嫁に当たる人です。千葉県に住んでいます。母の兄自身は40代で早逝してしまい、その後、長男の妻の役目を今までずーっと担ってくれました。大家族の中で大変な苦労だったと思います。
突然ですが、私の母は25年前に亡くなりました。
残された私の父が厄介な人で、お盆と年末年始に世話をしに行くのが本当にイヤで毎年、私にとって地獄のような日々でした。
しかし父と過ごす地獄の数日が終わった後に、伯母と従姉妹が住む千葉に行くと「よく来たよく来た」と歓迎してくれて、ご飯を食べさせてくれて、昼寝をさせてくれて、スーパー銭湯に連れて行ってくれて、泊めてくれて、帰る時にはお土産を持たせてくれました。それも父が亡くなるまで20年間もです。
伯母からは「これからはこの家を実家だと思って帰って来な」と言ってもらったので、本当に実家のようにお盆と正月に通っていました。
伯母とは血の繋がりはありませんが、私の恩人なのは間違いありません。
その伯母は気が強くて、よく周りの人たちと諍いを起こしてしまいます。本人も「失敗したな」と思うことがあるのではないか? と想像しますが、口から出た言葉はもう言わなかったことにはできません。
私は16年間 鑑定家として生きてきました。常々思っているのは
正しく理解されていない人が多い
ということです。人間は失言をします。喧嘩をすることもあります。うっかりキツいことを言ってしまうこともあります。それで孤立したり、誤解されたり、ピンチに陥っている人たちにたくさん会ってきました。
鑑定をしていて「ああ〜この人は誤解されてしまいそうな人だな〜
しかし怒っている人、
注目すべきなのは
言った言葉ではなく、やったこと
ということです。
口で酷いこと、きついことを言っていても、正しく優しく何かを与えてくれる人がいます。たった一言だけで、たったその一瞬で、その善行が帳消しにされてしまうのは、やっぱり違うと思います。
「3・8・M9の伯母」の人生が最後まで楽しい、嬉しい、寂しくないものであるように私のできることをしていこうと思っています。
ところで、先日鑑定にみえたお客様が「若い頃に行ったネパールで人生が変わった」とおっしゃっていました。変わったきっかけは「ネパールの人の優しさ」だったそうです。「日本にいなくてもいいのでは?」と思ったそうです。
私の伯母ものんびりした優しい国に住んでいたら、もっともっとたくさんの家族に囲まれて、たくさんの人に大切にされて、たくさんの人から感謝の言葉をもらったはずなのに。
誤解や過ちや諍いをも包み込む柔軟性があまりにも魅力的で、またまた彼の地に飛んで行ってしまいそうです。来年までは我慢しますが。
ではまた来週!

