バイオリズム

数秘では9年周期のバイオリズムがあります。まず、スタートの時期があり〔バイオリズム1〕、その時期に立てた目標やはじめたことを成し遂げていき、9年後〔バイオリズム9〕にそれを振り返るというサイクルになっています。
あなたもいま、その9年のうちのどこかにいます。

あなたの今のバイオリズムを計算

あなたの誕生日を選択してください。

からの1年間

「1」から「9」のバイオリズムの流れは、下記のようになっています。

バイオリズム1『チャレンジの始まり』

あなたはいま、動く歩道に乗っています。自分では歩くつもりがなかったのにいつのまにか動き出してしまいました。カバラ数秘術での〔バイオリズム1〕はそんな感じで始まります。

「スタートの年」と言われている〔バイオリズム1〕ですが、そのスタートは自分の意志で切るものではないようです。「いつのまにか何かが動きはじめている」。そんなイメージです。
ですからあなたが頭で「こんなふうになりたいから、こんな目標を持とう!」と思っても、実際には違う運命がスタートしているかもしれません。

仕事で昇進を望んでいたのに急にモテはじめた。
→家族を持つ運命がスタートする

スポーツをがんばろうと思っていたのに怪我をしてしまった。
→医療関係の仕事に興味が湧いてくる

上記のように、思ってもみないことから、今後歩んでいく人生の課題を与えられることが多いのです。

あなた自身だけでなく、あなたの周りもどんどん動きはじめるので、自分自身や自分のまわりでの変化について、アンテナを張っていてください。

バイオリズムは1年で切り替わります。たった1年しかありません。
1の時期は変化についていく、行動を起こすことが重要です。これを逃すと9年間を棒に振ることになりかねません。
行動するときのポイントは、

〇 長期的展望を持つ
×目先の成果を優先する

ということです。
何か迷ったときは、自分自身に、こう問いかけてください。

「私は、8年後に、どうなっていたいのか」。

素直に自分の希望を見つめるのです。

「結婚して子どもがふたりぐらいいたらいいな」
「ベンツに乗りたい」
「独立して、お金持ちになっていたい」
「海外で暮らしていたい」

そんなイメージにもとづいて、目の前の行動を決めるのです。

あくまでイメージするのは8年後。決して、目先の成果を求めすぎないように。

お客様のなかにバイオリズムでピーク(8の時期)のときに、「全然いいことがありません。」とおっしゃっている方々がけっこういらっしゃいます。
それは〔バイオリズム1〕のスタートの時期に「何も考えないで毎日を普通に生きていました。目標なんて考えたこともなかったし、新しい行動もしませんでした」という方です。すごくもったいない!!せっかくのチャンスなのに!

あなたがすべきなのは、自分がどっちの方向に向かっているのかを知ることです。
いま、自分に何が起こっているのかを把握しましょう。
もしかしたらそれは体調の変化かもしれません。
必ずあなたの何か、どこかが変化するのでそれを捉えます。
そしてすぐ行動に移してください。一歩目を踏み出すのです。

一歩目とは、もしかしたら何かを諦めることかもしれませんが、とにかく変化を敏感につかみ、その流れに懸命についていくべく行動することです。

金銭面では出費があるかもしれませんが、ケチケチしないように。〔バイオリズム1〕の年の出費は意味のある初期投資です。経費が出るのは当たり前なので、お金を使ってください。

さあ、あなたに新しい目標が与えられました。元気に一歩踏み出しましょう!
ここから9年間を有意義にすごしましょう!
応援しています!

バイオリズム2『取り越し苦労で立ち止まる』

あなたはいま、立ち止まっています。急に不安になりました。
自分の選択は間違っていたのではないだろうか?
そんなふうに自分に自信がなくなります。
いいことをお教えしましょう。

「みんな同じように急に不安になりますよ」

〔バイオリズム2〕はこの不安を意味するようです。「1」の勢いに乗って1年間をがんばってきたあなたですが、ここへ来ていったん冷静になるわけです。
「自分のあの高揚した気持ちはなんだったんだろう? もしかしたら誤った選択をしたのではないだろうか?」
そんな気持ちになっていたとしたら、それはあなたがうまくバイオリズムに乗ったという証拠ですから安心してください。今回のバイオリズムを捉えた!とポジティブに解釈しましょう。

〔バイオリズム2〕は憂鬱になる時期なんです。
「なんで憂鬱なのかわからない。つきとめられない。理由もないのに憂鬱。怖くなっちゃう、不安」そんな感じです。

「3」になると、雲がはれるような感じで憂鬱が消えていきます。
自分の努力の結果、というより、自然に流れが変わり、周りが動き出します。

さて、その不安についてですが、ハッキリ言って取り越し苦労です。
たとえばだれかに邪魔されているような気がしたら、それは思い過ごし。
自分が間違っているような気がしてウジウジしていたら、それは自爆です。

つまり「何も起こってないのに、想像をふくらませて怖がっている状態」なのです。

同じバイオリズムの波形に乗っていても、人によって〔バイオリズム2〕と〔バイオリズム11〕のどちらかに分かれます。〔バイオリズム11〕の人は本当に「何かがあっての不安」になりますが、〔バイオリズム2〕の場合には取り越し苦労です。

昨日までと同じような前向きな気持ちに立ちかえって、努力を重ね、自分の新しいチャレンジを楽しんでください。何の心配もありません。
「1」の流れをそのまま継続。昨年自分でつくった水流に乗るだけ。

知らないところをロードマップもなく歩かされている感じでしょうが、大丈夫!

1年後にはちゃんとご褒美が用意されていますから。

バイオリズム11『イラつく人の出現』

あなたはいま、立ち止まっています。あなたはイライラしています。
だれかが自分を邪魔しているような気がします。
だれかが自分の悪口を言っているみたい。
そこで宿題を出します。

強い意志でそれを超越してください
気にしないでいられるか、の修行です

確かにだれかがあなたを蹴落そうとしているかもしれません。
それは、あなたが魅力的だからです。
または、昨年の〔バイオリズム1〕の時期に、魅力的になりうる行動をしたからです。
たった1年でそう人に思われるほど、あなたが努力した結果ですね。

〔バイオリズム2〕の場合と違い、〔バイオリズム11〕の場合は取り越し苦労ではなくて本当に何かの力が動いていることが多いようです。

たいていそれは、人がらみ。
仕事関係者かもしれないし、プライベートな友だちかもしれません。
だれかからの、ねたみ、そねみ。
特徴は、「面と向かってはこない」「裏でちょっと悪く言われる」ということでしょうか。

嫌な思いはします。邪魔されているわけですから。
でも、戦う必要はありません。距離を置くのがいちばん。

彼らはちょっとしたスパイスのようなもので、あなたのチャレンジを阻止することはできません。
言ってみれば、あなたが雑音を乗り越え、チャレンジをする力を強めるために配置された端役のような人です。
ですから気にすることはないのですが、気になるものは、気になる。

でも、
「『スルー力』を身につける」
「アンガーコントロールできるようになる」
「自分の正当性を、周囲に伝えるよう説得力を高める」
など、いままで使ってこなかった力を身につけて、
放っておける余裕と広さを身につけることができたらいいとは思いませんか?
今回のバイオリズムの意味は、あなたが雑音を切り抜けることにあります。
あなたなりの方法で、この時期を乗り越えてください。

まあ、たいした力はない雑音なので気にしなくてもいいですが、「こんな卑怯な人間もいるんだー!」とショックを受けるかもしれません。でも、それこそが「勉強」なんです。
「ずるい人もいるんだな」「人って弱いんだ」そんな学びを得ることで、あなたに人間的深みが加わります。

ひとつよいことをお教えしましょう。
その人は来年には消えます。
死んじゃうわけじゃないですよ。
あなたに反感を持つのも一過性だということです。

バイオリズム3『無条件に楽しい年』

あなたはいま、ふわふわと宙に浮いています。
すごく自由な気持ちです。
無条件に楽しいことがあるので、存分に楽しんでください。

〔バイオリズム3〕は、〔バイオリズム1〕ではじまった大きな流れのなかで、「おまけ的なご褒美」という意味合いがあります。たとえば、仕事をかんばっているときに、おいしいお菓子の差し入れが入るような、そんなご褒美です。

数秘では〔バイオリズム1〕から9年かけて大きなことを成し遂げると考えられています。そのなかで、〔バイオリズム3〕は、本筋の大きな流れから少しはずれた楽しさをあらわします。
今年は大きな流れにおいての目に見える成果はないかもしれませんが、息抜きのような1年になります。

努力の継続は必要ですが、焦ったり悩んだりするのはいったんやめにして、「楽しいな」と感じることに意識を向けて、ただ「楽しんで」ください。

キーワードは「かわいい」。この一言でピンとくるものには近寄ってみましょう。

仕事や勉強よりもプライベートに喜びが多いでしょう。お子さんがいらっしゃれば、お子さんと一緒にいることに幸せを感じるでしょうし、ペットと触れ合うことにしみじみ喜びを感じることもあると思います。

年下の相手との恋愛がはじまったり、おもしろいサークルを見つけて加入したり、変化に富んだ1年になるはずです。

〔バイオリズム3〕では、「うっかり」に注意してください。なぜならば「どこかしら、地に足がついていない感覚」があるのが、この時期の特徴だからです。
深く考えずに軽率な振る舞いをしてしまったり、気持ちがお留守で転んだり、階段を踏み外したり。大きな事故でなくてもやっぱり痛いですからね。自分をしっかりキープするよう心がけてください(ちなみに私はこの時期に自転車で停まっている車に突っ込むという事故を起こしました)。

ウキウキチャラチャラしてていい。好きなことだけしていていい。
つらいことはしなくていいし、逃げていい。
ただ、「うっかり事故」には気をつけて。

〔バイオリズム1〕で一歩を踏み出し、〔バイオリズム2〕で我に返り、3で軽くなって羽目をはずす。

そんな流れです。

バイオリズム4『地道な努力』

あなたはいま、各駅停車の電車で遠方に向かっています。
「いつ着くのかな? あとどれくらいこの電車に乗っていなくてはいけないのかな?」と退屈になっています。

でも、電車を降りることはできません。

〔バイオリズム4〕は、まじめに地道に努力する1年です。
地道な努力なんていやだな〜と思ったあなた。今年がこの9年間の肝ですよ。この1年をコツコツとやり遂げた人に成功や成就は訪れます。

スタートでやる気を出し、次の年で冷静に自分の行動を省みて準備を整えました。去年はなんだかウキウキした気分で1年を送り、そして今年を迎えました。
実働に専念するときです。
これまでの流れを、コツコツと継続することに意味があります。
結果はすぐには出ません。新しいチャンスもほとんどありません。
とにかく、これまでのことを継続する。

この1年の乗り切り方は、

「迷わない。考えない。決めたことを決めたように続ける」。

これに尽きます。
別の道に進みたくなったとしても、ここでの方向転換はかなり難しいと思います。もし、何か不都合があるようでしたら来年のキーパーソンの到来を待つべきです。

どんどん成果が上がって、どんどんやる気が出てきて!というような時期ではないので、イライラすることがあると思います。
イライラしたときは、短期的な目標を達成していく意識でいてください。
今日、明日、今週。
与えられた仕事、日常生活をコツコツと営むイメージです。
小さいことを積み重ねる感じにしていってほしいのです。

この時期のつらさは、とにかく動かないこと、動けないこと。
身動きが取れず、息苦しい日々のなかコツコツと継続していると、この1年を抜けたときに結果が出ているはずです。

バイオリズム22『大仕事を成し遂げる』

さあ、扉が開かれました!
あなたが冒険に出発するときがやってきたのです!

私はこの「22」というバイオリズムが大好きです。
確率的にすごく珍しく、計算上は「4」の代わりに入ってくるバイオリズムなのですが、「22」のムードは「4」とはまったく違います。わくわくします!

あなたは荒野に冒険に出かけました。途中、妖怪や怪物が現れます。
幸いにもあなたの努力で敵を倒すことができます。勝利は決まっているのです。
ただ努力なしには無理です。
いつものあなたよりも一層の努力が必要です。 しかし、その結果は驚くべきものになるはずです。

〔バイオリズム22〕の時期にいるあなたは、自分がいま、冒険に出ていることを自覚しなくてはいけません。ここ何十年もやってきた普通の生活とは違います。

しかし、この冒険を自分で選ぶことはできません。「よし!ここを目指して、こんな冒険コースを選択しよう!」というわけにはいかないわけです。
〔バイオリズム22〕は流されてはじまるところが特徴です。
「なんか、やる羽目になっちゃった」という感じです。
勇者にもいろいろありますが、「俺が行く!」ではなくて「ええ〜〜?俺〜〜?嫌だよ〜〜!俺しかいないの〜?」と言いながら渋々出かけるイメージです。

ですからこの時期の変化には従ってください。
たとえば、仕事での配置転換や役の抜擢、試合のエントリー、役員の推挙など、ふだんだったら断ってしまいたいこともあえて受けてみるのです。

たとえば平社員から部長に大抜擢されたり、ずっと総務だったのに営業職に配置転換されたり。
「やったことない……大変すぎて地獄だ!」と言いながら必死に努力していると、「あれ、案外できるかも」と力がついていく。それで、やっと慣れたと思ったら、さらに困難がやってきて、負荷も大きくなって。でもみんなが自分に期待しているからやるしかない。問題ばかりが起こると、しょうがなく一つひとつやっつけていく。

ファイナルファンタジーの勇者をイメージして取り組んでください。

いまを冒険の途中だと認識し、ベストを尽くし、死ぬ気でがんばることで、 劇的に何かが起こります。

1年後には想像以上の大いなる宝を手に入れているはずです。
そしてその宝は、これからのあなたの人生を華やかに彩ります。大きな大きなステージアップにつながるのです。

〔バイオリズム22〕に乗れたことを喜んでください。苦労もウェルカムで臨んで!

がんばって!

バイオリズム5『出会いと喜び』

〔バイオリズム5〕はコミュニケーションの時期といわれています。
恋をするかもしれません。一目惚れや、なんとなくだれかが気になってしかたがないなど、いままで恋愛にご無沙汰だった人にこそ、艶やかな気持ちがやってくるようです。
また、自分のことを好きになってくれる人が現れるかもしれません。

この時期のあなたは、スクランブル交差点の中心に立っているようなものです。
あっちからもこっちからも人がやって来ます。
人だけでなく情報もやって来ます。
素敵な人もいますが、すれ違いざまに肩をぶつけてくる人もいるでしょう。
つまりいま、あなたは混乱のなかにいるということです。
12カ月、365日のあいだ、あなたはたくさんの人に出会い、多くの情報を得るでしょう。

あなたはこれまでの1年間を、コツコツとがんばることに費やしてきました。
結果は見えないし、新しい展開もないし、退屈に思っていた人も多いはずです。
しかし今年、いろいろなチャンスや新展開が訪れます。そのひとつが恋です。
寂しい毎日を送ってきた方は魅力的な人を見つけてワクワクするでしょうし、パートナーはいるのだけれど刺激がほしい!と思っている方にはきっとターゲットが見つかります。
また、あなたにはその気がなくても恋のアプローチがあります。つまり、あなたにモテキがやってきた!ということなのです。

ただし!よく聞いて!ここ重要ですよ!

この恋は本物ではありません。
一時的で刹那的な恋です。
遊びの恋と言い換えてもよいかもしれません。
万が一、この恋が本物であるならば、それは来年〔バイオリズム6〕の時期に判明します。来年終わらなかった恋なら、本物です。

もちろん、刹那的な恋を楽しむのもよいと思います。
私の鑑定ではほとんどの人がそうして一時の恋を楽しんでいるようです。ではその恋はどうやって終わるのだろう?と心配になりますよね。ひどい振られ方をしたらいやだなぁと。そのあたりはご心配なく。みんな、潮が引くようにその恋や相手に興味を失うようです。そしてこう言います。
「あれはなんだったんだろう?」

〔バイオリズム5〕の時期は、9年の流れのなかでご褒美だと考えています。〔バイオリズム4〕の閉塞感から脱出でき、局面を変えられ、新しい視点を見つけられるからです。自由度がぐっと増し、すがすがしい風が吹くでしょう。

この時期の新しい人脈や情報、そして「恋」を自分にどう活かしていくのか?
それは、来年にしかわかりません。混乱から逃れた次の年です。

ですから今年のあなたは怖がらずにいろいろな人と出会い、いろいろな物を知り、いろいろな視点を見つけるというポジティブな心持ちでいてください。
深く考えるのも物事を精査するのも来年の仕事です。

バイオリズム6『愛を試されるとき』

あなたの目の前に別れ道があります。
右に行くか? 左に行くか?

〔バイオリズム6〕は、鑑定がいちばん難しい数字です。
良いとか悪いとか一概には言えない複雑な様相をもっているからです。
ほかの数字の場合、バイオリズムは「ほぼ良い時期」と「停滞気味の時期」を繰り返しながら9年目に向かっていきます。簡単に言うと、良い年の次にはちょっとした試練がやってくるし、つらい1年のあとには幸せが舞い込んでくると思っていていいでしょう。

しかし〔バイオリズム6〕の年だけは、誰にでも同じような運が巡ってくるとは言えません。

人によっては結婚や出産、本気の恋を見つけるなど最良のタイミングですが、逆に大切な人の困難に直面するなど厳しい時期である場合もあります。

ただどちらの場合も、「愛情に絡んでいる」ということが共通しています。

愛情は、あたたかく優しく素晴らしい側面を持つと同時に、嫉妬、憎しみ、恨みといった「怖い」側面をはらんでいます。〔バイオリズム6〕の時期の複雑な色合いも、この「愛が持つ」特徴からきているような気がします。

ここでの「愛」は、仕事愛や物への愛ではなく、人間同士の愛です。
自分以外の事柄であることも多いようです。

大事な人に大きな出来事が起こる。
あなたは、愛を試される。
愛するために耐える。
そんなイメージなのです。

よくお聞きするのは、年老いたご両親の介護が始まったというトピックです。親の病気や老いは自分自身のことではありませんが、どのように関与していくかによってはあなたの人生に関わる大きな問題にもなるでしょう。
このように「さあ、どうする?」と問題を提示されているような時期が〔バイオリズム6〕の年です。

パートナーに関する問題も起こりがちです。
たとえば、夫ではない人を好きになってしまった。離婚しようかどうしようか。 夫が不倫をしている。子どもが心配でたまらない。

逆に、生まれて初めて彼氏ができた。
好きで好きでしかたがなかった人と結婚が決まった。
不妊治療の末に子どもを授かった。
このような一生に関わるような幸せを手に入れるのも、「6」のバイオリズムの特徴かもしれません。

「6」という数字自体が「愛」を象徴しているといわれています。
なぜ?と聞かれても私には答えることができませんが、いままでの鑑定経験でいえるのは「あなたの愛は必ず試されるでしょう」ということです。

今回〔バイオリズム6〕がやってくるあなた、自分は「どの愛を試されるのか?」ということを真剣に予想してみたらいかがでしょうか?
「そろそろ親が高齢だな」とか「ひとり暮らしはさみしいな」とか「子どもが受験を迎える」など、タイミング的に「あなたが試される愛」が用意されているはずです。

どんなことが起こっても、怖がることはありません。バイオリズムは1年で移り変わっていきますから。

バイオリズム7『自分で考える』

1でスタートしたバイオリズムも7年目になりました。「8」がピークなので7の時期は前夜祭のようなものです。そろそろ先が見えてきましたか?
あなたをグラスにたとえると、いままで大切に貯めてきた水でいっぱいになっている状態です。
来年、あなたには最大のご褒美が与えられる予定になっています。前年である今年、少しグラスのなかの水を捨てておかないと幸運の入るスペースがありません。

そんなわけで、この1年間は「喪失」と「最後の勉強」のためにあります。
よくテレビドラマでやっとハッピーエンド!……の手前で、もうひとつ小さめの困難を乗り越えるっていうのがあるでしょう? あれですね。あれ。
お客様からよく聞くのは「収入が減った」「仕事を辞めた」「リストラにあった」というお話です。
これは経済的に困窮するというイメージですね。しかし、ここでの転職はより良き未来につながります。
むしろ、〔バイオリズム7〕の年の失職は、バイオリズムにしっかりと乗れているというサインです。
もし、意に反しての転職、失職だった場合にも「自分に合っていなかった仕事から、離れられた!」という意味を持つでしょう。
また、会いたい人に会えなかったり、孤立したり、転居を余儀なくされている場合にも、同じ理由で心配には及びません。来年のハッピーエンドのための別離であり、やはりバイオリズムにしっかりと乗っているという意味です。来年を楽しみにしていてください。 人生は長いのです。

さて、この1年で何をすべきか。「人に頼らないで自分の頭で考えなさい」。 というメッセージが出ているのです。〔バイオリズム7〕を「喪失の年」と前述しました。職を失ったり、収入が減ったりすると、人は孤独になります。つまり「考える時間ができた」ということです。
もしあなたが、困難にぶつかっているとしたら、それは今までちゃんと考えてこなかった過去のつけが回って来たということです。ここは「一回休みをもらった」と思って、今までの自分、そしてこれからの自分の生き方について真剣にしっかりと考えてみてください。だれかに頼ったり、何も考えずに今までと同じことをしていてはこの時間がもったいないですよ。

転職する場合も、縁故に頼らずまずは自分を見つめて。今なぜ、自分はこの状況に陥ったのだろう?そもそも前職は自分に合っていたのだろうか?いやいや、自分はこの場所で生きるべきなんだろうか?自分にとって働くってなんだろう?そんな根本的なところからあなたの生き方をじっくり考えてみてください。きっと見えてくるものがあるはずです。

また、仕事以外でも、他人に教えを乞うのではなく、自分で調べる、自分で研究することが重要です。これは「他人からあれこれ指図されない。他人に振り回されない」という意味でもあります。
今年の困難は、「〔バイオリズム1〕のスタートから、いままで7年間もがんばってきたのだから、もう独り立ちできるでしょ?ということかもしれません。

恋愛であれば、恋人との問題も自分で乗り越えられるよね?
親子関係であれば、もう親離れできるでしょ?ということでしょう。
起こる出来事のモチーフは人それぞれですが、忘れてほしくないのは、いま、目の前にあるピンチこそが、来年訪れる祭りの呼び水になっている。ということです。

バイオリズム8『成功の実感』

おめでとうございます。
あなたは今幸せですか?
もしくは、もう手の届くところに幸せが見えていますか?

あなたが今いるのはパーティー会場です。あなたが主役です(もしかしたらそれは結婚式場かもしれませんね。
みんながあなたを祝福しています。もし、だれにも祝福されてない!と思っていたとしても、あなたには充実感があるはずです。努力は報われました。
しかし、どのくらい報われたかは人によって違います。
そこが数秘の厳しいところです。

〔バイオリズム1〕のスタート時から、しっかりと波に乗っていた人は驚くほどの成果を手に入れているでしょう。
その幸せの中身は人によって違いますが、長年望んだものが手に入る、というのは共通しています。

ある人は結婚かもしれません。
ある人は出産するのかもしれないし、ある人は起業したり、仕事上のポジションが大きく上がることだったりします。

〔バイオリズム8〕の年の成果は、とても派手で傍目にわかりやすく目に見える形で訪れます。

成果を得られた人は、これまでの努力を労い、喜びを全身で享受し、リラックスしましょう。

しかし、この成果も呑気に享受して過ごせるものではないかもしれません。
例えば念願叶ってラーメン屋をオープン出来たとします。喜んでばかりはいられませんよね?仕入れや集客や売り上げで毎日いっぱいいっぱいになっているかもしれません。でもこれも「夢が叶った」ということです。

愛する伴侶を見つけて結婚できたとします。異性と同居するなんて初めてで、相手のすることなすことが気になって仕方がないかもしれません。ちょっとイラッとする瞬間もあるでしょう。でもこれもあなたの願った夢です。

このように〔バイオリズム8〕は夢が叶う、欲しいものが手に入る時期ですがむしろ以前より大変になっているかもしれません。しかし、それでもやっぱり幸せを感じられる時期だと思います。

もしも、〔バイオリズム8〕の今年、浮かれていられない状況だったら、それはなんらかのミッションをクリアできていないか、〔バイオリズム1〕のスタート時、ほとんど何も考えず長期的ビジョンを持っていなかったのかもしれません。
何も変わらないと思っているあなた。次回のスタートまでお待ちください。

バイオリズム9『結果が表れる』

はーい!みなさん!
テストの丸つけの時間ですよ!

去年はいいことがありましたか?
あったとしたらそれは何でしたか?
それはあなたの思い通りでしたか?
もしくは想像以上でしたか?

8年前にはじまったあなたのチャレンジは何でしたか?
あなたは、実際に、どんな行動をしてきましたか?
あなたの協力者はいましたか?
あなたの邪魔者はいましたか?

昨年の〔バイオリズム8〕が成果を享受する年だとしたら、今年の〔バイオリズム9〕は棚おろしの1年です。
8年間あなたが何をしてきたか。「行動」の結果が露わになりますので、一つひとつ精査してみましょう。
昨年の8の成功の陰に、何か見落としていることがあるならば、出てくるでしょう。 「ちょっと気になることが出てくる」年なのです。

たとえば、〔バイオリズム1〕で起業して、「8」の年には念願の上場を果たし、目標にしていた売り上げも達成。でも「9」の年に社員の横領が発覚してしまった。
これを期に、組織のリストラクチャーをし、翌年のリスタートに備える。
そんなイメージです。

〔バイオリズム9〕のポイントはスタートの前年ということです。
次にうつるためには、マックス幸せを抱えていては進めません。

自分のやってきたこと、手の中にあるものを精査したら、必要がないものがわかるはずです。
悪い習慣、悪い友人、悪い関係。

リスタートに向けて、いらないと思うものを手放していきましょう。

「いらないもの」といわれて、すぐに思いつかないあなた。
「あなたにとって何が重要なのですか?」と問われているのです。

いらない荷物をいっぱい抱えて旅に出る必要はありません。なるべく身軽に、ほんとうに大切なものだけを身につけて。
いらないものは、すべてすべてここに置いて行きましょう。

向き合い方

バイオリズムは「季節」のようなものです。季節に「いい」「悪い」がないように、バイオリズムにも「いい時期、悪い時期」というものはありません。
「9の時期に何をすべきですか?」という質問をお受けすることもありますが、バイオリズムは「行動指針」でもありません。
時期によっては「考えたほうがいいこと」「見つめたほうがいい問題」はありますが、それも人それぞれのこと。冬の寒いときに、こたつで丸くなるのも、スキー合宿に行くのもそれぞれに楽しいように、自分なりに「1年ごとに切り替わる季節」を受け入れて、
「いま、この時期は、こんな季節だから、こんなふうになっているんだなあ」というような、そんな視点で楽しんでみてください。

          私が、バイオリズムを通して伝えたいことは、「流れは必ず切り替わる」ということです。
毎年のお誕生日前から切り替わるので、もしもあなたがつらい、苦しいことがあるならば、「もうすぐ抜けられる」と思ってくださいね。

時期について

切り替えの時期は、あなたのお誕生日です。ですからバイオリズムが変わる時期は、人それぞれ違います。
たとえば、これから示す2018年のバイオリズムを例に見ていくと、
1月生まれの人の「2018年」は、2018年1月から始まり、2018年12月に終わります。
12月生まれの人の「2018年」は、2018年12月から始まり、2019年11月に終わります。12月生まれの人は、バイオリズムは「2018年」を生きるとき、実際の年号はほぼ2019年の時期に当たるのです。

元旦が人によって違う

数秘のバイオリズムの切り替え時期は、非常に混乱しやすいところです。
でも、ややこしく考えないで、誕生月のついたちが元旦である。
そう考えてみてください。

12月25日生まれの人の2018年の元旦は、2018年12月1日。
9月4日生まれの人の2018年の元旦は、2018年9月1日

知り合いの12月生まれ同士のコンビは、12月1日に「あけましておめでとう!」とLINEを送りあうそうです。誕生月のついたちがお正月ですからね。

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