〔6の親〕とは?

鍵の数〔6の人〕は洗練されている人です。いくつになっても、とびきりおいしいスイーツや素敵な小物など、魅力的な情報に詳しいはずです。素敵なものが大好きな〔6の人〕は、もちろん自分自身も魅力的であらねばなりません。自分自身を好きでいたいからですね。素敵な自分でないと愛せません。センスのよいファッションで身を固め、洗練された言動を身に着け、まわりの人に愛されようと努力しますし、愛されるにふさわしい存在です。

その〔6の人〕に子どもが生まれて親になったとき、「わが子」という愛の対象を得て嬉しさいっぱいです。愛情ゆたかなスキンシップを繰り返し、「かわいいね、大好きだよ」という言葉による愛情表現も欠かしません。〔6の親〕に育てられる幼な子は、心が安定すると思います。
しかし、子どもが大きくなっていくにつれ、自分の子どもの「美」や「魅力」も気にかかってきます。率直に言うと、「自分のアクセサリーとして恥ずかしくない存在でいてほしい」という思いが出てきて、自分の子どもが周りからどう見えているのかが、とても気になります。人に自慢できる容姿、有名校への進学、センスのよさなどを求め、子どもにも努力してほしいと願います。
これは、自分のランクをいつも気にしている〔6の人〕の性質ゆえのこと。とはいえ、「絶対に一番をとらないと恥ずかしい」といった強い気持ちではなく、「ちょっとばかり誰かに自慢できるところが、我が子にあるといいな」という程度です。プレッシャーをかけすぎるということはありませんし、期待通りにいかなくても〔6の親〕の愛情が薄れるというようなことはありません。

そんな親に育てられた子どもたちが、成長して大人になりました。
さあ、どんな親子関係でしょう?


〔鍵の数1の子ども〕×〔6の親〕

楽しい2人の姿が目に浮かびます。人より目立つ1のあなたは、出世が早かったり、目に見える成果を出したりして、〔6の親〕を喜ばせることも多いはずです。〔6の親〕は、〔1の人〕の行動力や決断力を、「すごい!」と思っています。
努力家で上昇志向の〔1の人〕ですが、人の気持ちが少々わからない場面も。そんなとき、〔6の親〕はスタイリストのように、あなたに的確なアドバイスをするでしょう。「相手はこう言われると嬉しいと思うよ」と。または「これが似合うよ」といった見た目のアドバイスも上手です。
あなたが周囲の人の目にどう見えるかについては、だれよりも熟知しているはずです。ですからあなたは〔6の親〕の言葉を素直に受け入れてよいのです。あなたを決して裏切ることのない、心から信頼してよい相手なのですから。


〔鍵の数2の子ども〕×〔6の親〕

あなたにとって〔6の親〕はオアシスのようです。あなたのつらさや不安を優しく包んでくれ、安心できる「居場所」そのものです。温かいお茶を出してくれるような、ホッとする存在が〔2の人〕にとっての〔6の親〕なのです。
実は、そのオアシスは、〔6の親〕の鋭い洞察力のたまものです。〔6の親〕は相手の気持ちに敏感です。そこはあなたと似ていますが、もう一歩進んで、どうすれば相手がリラックスできるかも敏感に察知し、行動に移せます。
あなたには居心地のよい場所が必要です。あなたの繊細な心は毎日の社会生活でボロボロになっているかもしれませんし、逆にモテモテで幸せを感じているかもしれません。〔6の親〕は、あなたのつらい気持ちを受け入れて和ませてくれますし、あなたの素敵なエピソードも「よかったね♡」と喜んで聞いてくれます。存分に甘えてくださいね。


〔鍵の数3の子ども〕×〔6の親〕

〔6の親〕はあなたのファンです。そもそも〔6の人〕は何かを愛したり慈しんだりするのが性に合うので、親業もすんなりといくはずです。さらに、あなたのようなかわいくてたまらない宝物に恵まれたら、幸せですね。
ただ、あなたはいつも親を心配させる存在です。愛にあふれる〔6の親〕でさえも、無鉄砲で衝動的なあなたには手を焼くかもしれません。急に「留学する!」と言い出したり、「ちょっとキューバ行ってくる!」と突然遠くへ出かけてしまったり。
でも、あなたがのびのびと生きていく姿を見せることが、〔6の親〕を喜ばせるでしょう。どうぞ、お父さん、お母さんに「私 楽しい!」って言ってあげてください。自分自身の喜びとして、受け止めてくれるはずです。


〔鍵の数4の子ども〕×〔6の親〕

〔4の人〕の判断基準は、正しいか、正しくないか。そういう意味で〔6の親〕は「正しい親」の姿に見えるはずです。
〔6の親〕はフレキシブルで柔軟性があります。あなたの話をよく聞いてくれて、ほしいときにほしいものをくれる存在ですし、不安な気持ちをだれよりも敏感に察してくれます。ぶつかることもあまりないでしょう。
〔6の親〕は、あなたに「どうやって人への優しさを表現するのか」「どうやって人を喜ばせるか」を、身をもって教えてくれます。意見が違う相手を許容してゆるく付き合っていく方法や、「ありがとう、嬉しいです、素敵ですね」と他人に感謝の気持ちを伝えたり、恥ずかしがらずにほめたりすることを、〔6の親〕から学ぶといいでしょう。


〔鍵の数5の子ども〕×〔6の親〕

〔6の親〕は、あなたを「カッコいいな~」と思っています。すごく絵がうまかったり走るのが速かったり、勉強ができるあなたを、ファンのような気持ちで見ているはずです。
ただ、あなたは〔6の親〕を喜ばせたい一心で、心にもない言動をとることがあるかもしれません。それほど興味のないオーディションを受けると言ってしまったり、行きたくもない学校を受験してしまったり。〔6の親〕を喜ばせたくてがんばりすぎることはありませんか?
〔6の親〕は確かに結果を出す努力をしているあなたを応援しますが、本当のところ、あなたが幸せだな〜と思っていてくれればそれでいいのです。〔6の親〕には洞察力があります。悩むことを「ダサい」と感じるあなたが、つらい気持ちをごまかそうと思っても無駄ですよ。〔6の親〕の前ではかっこつけなくて大丈夫。いつも、ありのままのあなたの味方ですから。


〔鍵の数6の子ども〕×〔6の親〕

いいですね〜。ふたりが並んでいるだけで、芸能人の親子のようにパッと華があるのではないでしょうか。6という数字は「美意識」の数字です。美しいもの、魅力的なものに興味のある親子ですから、人物そのものも洗練された雰囲気ですし、ライフスタイルも素敵なはずです。
他人に気をつかい、お互いを思いやるので、相性としてはとてもよいと思います。
しかし、ひとつだけ気をつけてほしいことがあります。同じジャンルで活動しないことです。たとえば、同性の親子で、ふたりともがデザイナーやクリエイターであるような場合、愛情と憎しみが混在するような関係になるかもしれません。6という数字は「嫉妬」の数字でもあるのです。
同じ意味で、だれかを独り占めしたくなるような関係も揉めます。母娘で孫息子を取り合ったりする場合です。母「ランドセルの色は茶色がいい!」、娘「いや、黒がいいでしょ!」などということでケンカにならないように、ほどほどの愛情に留めておく努力が必要です。


〔鍵の数7の子ども〕×〔6の親〕

〔7の人〕はあまり人と馴れ合わないのですが、相手が6の場合は別です。〔6の人〕と一緒にいるときは、孤独を愛する〔7の人〕も居心地のよさを感じます。
〔6の人〕は、いつも愛されていたい、感謝されていたい人なのですが、それは親子間であっても同じ。7の娘や息子の無関心に見える態度のなかのちょっとした仕草に、自分への愛を見つけ出します。鋭い洞察力で〔7の人〕の自分への愛情を確認するのです。これは、愛情表現が苦手なあなたにとって、すごくラクな点でしょう。いちいち言葉や態度で示さなくてもいいということですものね。
〔7の人〕は、ひとりが大好きなくせに、生まれ持った「さみしさ」を内包しているというアンビバレントな存在です。そんな〔7の人〕の心をゆったりと潤す〔6の親〕は、とびきりの安定剤になるでしょう。幸せな親子関係です。


〔鍵の数8の子ども〕×〔6の親〕

本音を人にさらけ出すことができない〔8の人〕にとって〔6の親〕は強い協力者です。あなたへの愛情が絶対にブレません。〔6の親〕を持ったあなたは幸せです。生まれながらに全幅の信頼を置ける存在を手に入れているのですから。
ひとつだけ、心配する点があります。〔6の親〕が、あなたに大きな期待をかけているかもしれないということです。「出世してほしい」「結婚してほしい」「子どもを産んでほしい」という期待をかけて、あなたを追い詰めてはいないでしょうか。
8のあなたはもともとポテンシャルの高い人なので、親が大きな期待をもってしまうのはしかたがない面もあります。でもあなたが親の期待を重く感じていたとしたら、それはハッキリと「やめてほしい」と言ってください。親を敬う気持ちの強い〔8の人〕は、なかなか「やめて」と言えないかもしれません。でも言って大丈夫です。〔6の親〕のあなたへの愛と信頼は、決して揺らがないからです。


〔鍵の数9の子ども〕×〔6の親〕

あなたにとって〔6の親〕は理想の人ですね。人あたりがよく、上品で誰からも好かれています。ちょっと気になることがあるとすれば、あなたに甘えすぎるところでしょうか。「話を聞いて♡」「いっしょにいてほしい♡」と、親からのリクエストが多くはないですか?
〔6の人〕はもともと甘えん坊です。あなたは〔6の親〕の甘えを嬉しく感じるでしょうし、それに応えたいと思っています。ですから、自分の配偶者や子どもよりも〔6の親〕を優先してしまうことがあります。
配偶者と親との板挟みになったときに、「親はいい人でいてほしい」という理想から、親のダメな点や弱い点をあえて見ないようにして、親の側に立つことはありませんか?
冷静な目で〔6の親〕を判断し、配偶者と親と、どちらを大事にすべきか考えることも必要なはずです。特に〔6の親〕が何かのトラブルを抱えたときには。


〔鍵の数11の子ども〕×〔6の親〕

あなたにとって〔6の親〕はかわいい人ではありませんか?
いつもニコニコとあなたに美味しいものを食べさせてくれるような、和やかな存在です。〔6の親〕は買い物や外食が好きですね。あなたと一緒に楽しめたら素敵だなと思っています。あなたはできる限りその願いに応えてあげたいでしょうが、忙しい毎日のなかではそれもままなりません。11のあなたは、「お役目」のある人ですから、世のため人のため、いつも奔走しているはずです。
〔6の親〕はあなたに会えなくて寂しがっているかもしれません。メールやSNSでいいので、毎日、一言声をかけてあげてください。本当はあなたを独り占めしたいと思っているような愛情深い親なのです。


〔鍵の数22の子ども〕×〔6の親〕

あなたはデキる人です。大きなプロジェクトを成し遂げる人なのです。それは仕事かもしれませんし子育てや、ボランティアかもしれません。
そのプロジェクトを遂行するにあたっては、家族を巻き込む傾向にあります。そんなあなたにとって、〔6の親〕はつねにあなたのサポーターです。あなたの面倒をみるのが大好きなのです。
〔6の親〕自身も何か重要な仕事や趣味を持っているかもしれませんが、優先順位はわが娘、息子に協力することのほう。〔6の親〕にどんな才能があるにせよ、子どもへ愛情が最優先なのです。あなたは無理をいって〔6の親〕を振り回し、手伝いをさせているかもしれませんが、そのことで〔6の親〕の仕事などに影響が出てしまっても〔6の親〕は納得づくでしょう。
ただし、サポートしてもらって当たり前と思いがちの〔22の人〕。〔6の親〕に対しては、「ありがとう」「助かっているよ」と感謝の気持ちを伝えてみると、関係性がよりよくなります。


〔鍵の数33の子ども〕×〔6の親〕

似ている2人です。一緒にランチに行ったり買い物に行ったり、友人のような楽しい親子関係です。
ですが、双方が信頼する相手に合わせ、ゆだねる性格ゆえ、「どちらかがいないと何も決められない」となりがちです。
この組み合わせにおいては、「娘に聞いてみるわ」「お母さんに聞いてみなくてはわからない」というシーン、よくお見かけします。特に33のあなたのほうが依存しがちです。
〔6の親〕は優しいし居心地がよいかもしれませんが、あなたが自分の人生を歩むために、ちょっと距離を置くことも必要かもしれません。親以外にだれか「よるべき相手」を見つけることも必要です。それは親のほうが先に亡くなる確率が高いから。親子の愛には別離がつきものなんですね。

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